Googleドライブは、間違いなく人気の高いクラウドストレージサービスです。AndroidスマホやChromebookのデフォルトの選択肢となっていることを考えれば、Googleが主導権を握っていて当然です。
クラウドストレージに依存する多くの人々にとって、Google ドライブが当然の選択肢となっているのはなぜでしょうか。この記事では、Googleドライブが優れたクラウドストレージサービスである理由をいくつかご紹介します。
1. 使いやすいインターフェース

Googleは、ユーザーフレンドリーな製品やサービスで知られており、Google ドライブも例外ではありません。
Googleドライブは、2、3回クリックするだけでどの機能にもアクセスできる、使いやすいユーザーインターフェースを提供しています。
たとえて言うなら、PCでファイルマネージャーを使うのと同じぐらいシンプルに使用できます。
デフォルトでは、Googleドライブは共有されたファイルを整理し、個人的なファイルをフィルタリングして別にすることができます。また、同期している複数のPCやデバイスの管理も簡単です。
もちろん、このUIの最大の特徴は、同じページから他のGoogleサービスにアクセスできることです。これにより、Googleが提供するさまざまなサービスをシームレスに利用できるので、非常に便利です。
2. 手頃な価格設定

Googleドライブは、最も購入しやすいクラウドストレージの1つです。無料で15GBの容量を提供していますが、Googleフォトを利用してすべての写真やビデオを保存している場合は、十分ではないかもしれません。
幸い、Google Oneのサブスクリプションを利用すれば、月額250円という低価格で100GBのストレージスペースを使うことができます。
お得な価格設定だけでなく、Googleドライブには特典も用意されています。
さらに、地域の好みを考慮して、できるだけ簡単に購読できるように、さまざまな支払い方法が用意されているのも特徴です。
3. Google他サービスとの相性の良さ

Googleの他のサービスを利用している場合でも、必要なファイルやドキュメントを保存するためにGoogleドライブを利用すれば、素晴らしい体験ができるはずです。
Googleドキュメントを使って文書を開いたり、Googleスプレッドシートを使ってスプレッドシートを作成したり、その他にも作業に役立つGoogle特有のアプリを起動することができます。
なお、すべてのサービスを利用するために、何か設定する必要はありません。Googleが開発したさまざまなツールを、Googleドライブの中からすぐに使うことができます。
4. サードパーティのアプリにも対応
いくつかのアプリケーションやサービスが、Googleドライブとの連携オプションを提供しています。
他のクラウドストレージサービスも同じようなサポートを提供していますが、Googleドライブとの連携はほぼすべてのサービスで可能なため、サードパーティにもしっかり対応しています。
クラウドストレージを使ってウェブサイトのバックアップを保存したり、チャットをバックアップするオプションを利用したい場合も、Googleドライブが最適かもしれません。
また、Googleドライブとコラボレーションアプリを連携させると、ファイルやドキュメントを瞬時に共有できて便利になる場合もあります。
たとえば、Slackを使ってGoogleドライブにサインインし、ストレージスペースからメッセージスレッドにファイルを簡単に共有・送信することができます。他のストレージサービスと違って、GoogleはサードパーティのアプリのGoogleドライブへのアクセスを簡単に管理することができます。
全体的に、Googleドライブを使うのであれば、サードパーティのサービスへのアクセスには困らないでしょう。
5. 強力な検索機能

Googleの強力な検索機能のおかげで、さまざまなファイル形式やフォルダを扱う際にも、特定のファイルを簡単に見つけることができます。
Googleドライブの検索機能は、正確な検索結果をフィルタリングし、ほぼ瞬時に表示することができるぐらい強力です。他のクラウドストレージサービスと比較して、膨大なコレクションの中から特定のファイルやフォルダを常に探し出す必要がある場合には、この機能が有利に働く可能性があります。
また、検索機能だけでなく、GoogleのAIがファイル検索に最適な提案を行ない、必要なファイルの特定をサポートしてくれます。
結局のところ、効率的な検索機能とAIによる検索結果の組み合わせは、クラウドストレージサービスで最も役立つ検索機能の1つです。
6. 他ユーザーとのフレキシブルな共有機能
サードパーティのアプリとの統合や、Googleが提供するツールの存在で気づいたかもしれませんが、Googleドライブのコラボレーション機能はそれだけではありません。
Googleドキュメントでは、リアルタイムで複数のユーザーとのコラボレーションが可能であり、ストレージにも同時に同期されます。さらに、(Microsoft Officeユーザーが送信した)あらゆる文書ファイルをインポートして、Googleドライブを離れずにオンラインで共同作業を続けることができます。
Googleアプリを使用するコラボレーション機能に限らず、Googleドライブではファイルやフォルダの共有オプションが数多く用意されています。リンクを共有してファイルへのアクセスを許可したり、リンクを持つ人や特定の連絡先に与えるファイル/フォルダーの権限を管理することができます。
ワークスペースで使用している場合は、重要なファイルのプライバシーを守るために、ファイル共有をワークスペースのユーザーに限定するオプションもあります。
7. モバイルフレンドリー
モバイルファーストは、最近の個人向けクラウドストレージサービスの使い勝手を向上させるための最新のアプローチの1つです。最近では、多くの人がスマホを使って個人的な文書や仕事関連の文書にアクセスしているので、これは理にかなっています。
ほぼすべてのクラウドストレージサービスが、可能な限りモバイルフレンドリーなサービスを提供するために最善の努力をしているのは当然ですが、GoogleドライブはiOSとAndroidの両方のユーザーに素晴らしいモバイル体験を提供しています。
8. 最高水準のセキュリティ
他のクラウドストレージサービスの方が、セキュリティに重点を置いた機能を提供しており、その点でGoogle ドライブよりも優れていると思うかもしれません。
しかし、Googleドライブを使用すると、業界最高レベルのセキュリティを常に期待できます。
忘れてはならないのは、Googleドライブは、そのサイズにふさわしく、洗練された堅牢なインフラでバックアップされていることです。そのため、アップタイムに関しては、他のどのサービスよりも信頼性が高いことがわかっています。
Googleはクラウドストレージのプロバイダーに期待される必要な措置をすべて講じて、安全性を確保しています。
iCloudの方が向いている人も
Googleドライブは、ほとんどのユーザーにとって堅実な選択肢です。機能に特別な要求がない限り、Googleドライブはぜひ試してみるべきクラウドストレージサービスです。
ただし、Appleエコシステムに投資している人にとっては理想的ではないかもしれません。Appleエコシステムでは、iCloudの方がiPhone、iPad、Mac間でデータをはるかにうまく同期するからです。
Source: Google
Original Article: 8 Reasons Why Google Drive is an Ideal Cloud Storage Service by MakeUseOf