忘年会やクリスマスなど、なにかと集まる機会の多いこの季節ですが、早めに家に帰れば、暖かい格好でベッドに入り、ぬくぬくとテレビを見ることもできます。
年末年始の一般的なモットーではないかもしれませんが、私は間違いなくそうします。
集まって乾杯して、おしゃべりをして、浮かれるのもある程度は好きです。そして、その「ある程度」は、大体飲み会やパーティーが終わる前にやってきます。
今回は、「宴もたけなわ」な時に帰りたいと思う人のために、そつなく抜け出す方法をいくつかお教えしましょう。
1. 主催者に手土産を持っていく
パーティーに参加する際の、基本エチケットとしてよく言われているのは、手ぶらで行かないということです。
これは、早く帰らなければならない時に限ったことではありません。どんなパーティーでもですが、プレゼントを贈るクリスマスシーズン中に、早く抜け出す予定であれば特に重要です。
ワインやチョコレートの詰め合わせ、サンタクロースのグッズなどの手土産、もしくはクリスマスにちなんだものであれば、パーティーに短時間しか参加できない埋め合わせにもなります。
2. 事前に主催者に伝えておく
罪悪感なく早めに帰る一番いい方法は、会場に着いた時に主催者に予め長くはいれないことを伝えることです(限られた時間しか居られないことを、事前にメールやメッセージで送っておくのは、なお良しです)。
そうすれば、パーティーが盛り上がっている最中に帰ることになっても驚かれず、あとで不思議に思われたり、ムッとされたりすることはありません。
3. 開始時刻には着いておく
パーティーに早めに行くのは、あまり喜ばれることではありませんが(大親友でもない限り)、短時間しか居られないのであれば、できるだけ開始時刻には着くようにしましょう。
ほかの参加者が到着する前に、比較的邪魔のない状態で主催者とゆっくり話すことができます(もしくは、主催者の準備を手伝ってポイント稼ぎができます)。
4. もっともらしい理由を用意する
申し訳なく思わずに、帰らなければならないと言える人もいます。しかし、そういう人ばかりではありません。
何かにつけてきちんと説明するほうが気が楽だという人は、もっともらしい理由をきちんと用意しておきましょう。
「もっともらしい」というのは、大げさなものや極端なことではなく、ありふれたものであればあるほど良いです。どうしようもない家族の緊急事態だと言うと、後日そのことに関して尋ねられた時に答えられない可能性があります。
それよりも、「今日は1日中頭が痛くて」とか、「明日も仕事なんですよ」「子どもを見てくれてる人が10時までなんです」くらいシンプルな理由のほうがいいです。
5. その場ではしっかり楽しむ
つまらなそうな顔をしたり、ずっとスマホをチェックしたりするのは、やめておいたほうがいいでしょう。どちらの態度も、周囲に気を配っている主催者には、あなたが長居したくないように見えます。
できるだけ社交的になって、パーティーを楽しんでいる雰囲気を醸し出し、帰る前までに最大限パーティーや会を盛り上げましょう。
6. 主催者を褒める
褒められて嬉しくない人はいません。
エッグノックのレシピを聞いたり、クランベリー・ソースがかかったスウェーデン風ミートボールを称賛したり、キラキラしたデコレーションに感嘆したり、何かしら褒めるところは見つかるはずです。
(プロからのアドバイス:他のゲストの声を聞きながらやると、今まで味わったことのない最高の料理だと確認できたりします。)
7. さよならのご挨拶は控えめに
早めに帰らなければならない場合は、くれぐれもご機嫌な雰囲気を出さないようにしてください。
主催者が会話の中心にいる時に声をかけるのではなく、できるだけ1人でいるとき(料理を出しにキッチンに行った時など)に近づいて、お先に失礼しますと言いましょう。
そうすれば、盛り上がっている雰囲気を壊したり、つられて早く帰ろうとする人が続出したりしないようにできます。
8. アイルランド式の去り方を使う
ちょっと聞いて欲しいのですが、黙って立ち去っても気にしない主催者もいます。
主催者にきちんとお別れを言わずに帰るのは、失礼極まりないと思われるかもしれません。ですが場合によっては、何も言わずに帰るほうが好ましいと思われることもあります。
ライフスタイルブロガーのJoanna Goddardは、「Cup of Jo」でその理由を説明していました。Goddardが主催したパーティーの後半が、ほとんど別れを惜しむ会話で占められていたのです。
その場にはまだ数十人のゲストがいましたが、「帰る人たち1人ひとりにお別れの挨拶をするのに時間を取られていたので、まるで大量の人が帰っているような気がしました」と言っています。
主催者に、早く帰らなければならないとすでに伝えている場合、見つからないようにひっそりと抜け出したり、向こうの部屋から手を振って立ち去ったりするのもいいのではないでしょうか。
※主催者によってはそういう帰り方を喜ばない人もいるので、そのあたりの判断はご自分で。
翌日には必ずお礼メールか電話をするようにしましょう。
Source: Cup of JO