デスクワークやテレワーク、オンライン授業が増え、1日中座りっぱなしで体が悲鳴を上げている方も多いのではないでしょうか。
座りっぱなしで動かないと体への負担も少ないのかと思っていましたが、ずっと同じ姿勢でも疲労感はあるんですね…。特に肩や腰がこっているのがよくわかります。
時々席を離れてストレッチをしてみますが、こり固まった肩や腰はなかなかほぐれてくれません。
とはいえ、マッサージチェアを購入しても置く場所がないし、マッサージにいく時間、金銭的な余裕もないし…。
そんなときに見つけたのが『オムロン 低周波治療器』です。手頃な価格だったので物は試しと買ってみましたが、想像以上に快適な代物でした。
特長

片手で使える、シンプル操作

スイッチは、電源とモード選択、強さ選択の3種類だけのシンプルな操作性です。初めての方も機械が苦手な方も、簡単に使うことができます。
全身のこりや痛みに対応する、多彩なモード

シンプルな操作性にも関わらず、治療箇所は、肩・腰・腕・関節(ひじ・ひざ)・ふくらはぎ・足裏の6種類。
また、「たたく」「もむ」「おす」の3種類の「もみ方モード」も搭載しており、9種類の中から自分にあった治療を選ぶことができます。
多すぎず、少なすぎず、ちょうどいい選択肢で迷いすぎることがありません。
好みの強さを選べる、15段階切り替え


低周波の刺激は、15段階で調節可能です。やさしい刺激から強めの刺激まで、自分の好みに合わせて選ぶことができます。
低周波治療機の仕組みって?

低周波治療器の効果と注意点によれば、
筋肉が緊張して硬くなると、血行が悪くなります。血行が悪くなると、全身に酸素や栄養が行き渡らなくなり、筋肉には疲労物質がたまります。さらに、酸素不足により筋肉から痛み物質が放出され、痛みやコリが生じるようになるのです。これが肩こりや腰まわりの痛みを引き起こす原因のひとつです。
低周波治療器を使ってからだの外から電気の刺激を与えると、筋肉の収縮・弛緩が起こります。この筋ポンプ作用で血行が促され、疲労物質や痛み物質が洗い流されるため、筋肉疲労を緩和することができるのです。
とのこと。
こり固まった筋肉を、低周波でほぐすことで血流が良くなり疲れがとれる、という仕組みなんですね。
使ってみた

コンパクトでかさばらない

iPhone 6sよりも小さいサイズで、操作も片手でできます。かさばらないので、収納も場所を取りません。
シンプルなメニューでわかりやすい

使い方はとても簡単です。
- 専用パッドを治療したい箇所に貼る。
- 6種類の治療部位、もしくは3種類のもみ方から選ぶ。
- 15段階から好みの強さを選ぶ。
あとは15分経てば自動でストップします。

初めて使ったとき、ピリピリした刺激があって少し不安でしたが、慣れてくるとその刺激がクセになってきました。
また、人の手で押され、叩かれ、揉まれているようで、本当に人がマッサージしてくれているかのように実感。
血の巡りが良くなっているのか、体が楽になるのがわかります。こりがほぐれたことで、体も気持ちもスッキリ。
自宅なら使っているところを他人に見られる可能性も少ないので、仕事中や授業中に使用することもできそうです。
体のメンテナンスに

ずっと同じ姿勢でパソコンに向かっていると、どうしても体がこり固まってしまいます。
そのまま放置してしまうと、血行が悪くなって慢性的なこりや傷みが発生する可能性があるので、定期的に体のメンテナンスをしたいところ。
かさばらないコンパクトサイズで手に入れやすい価格にも関わらず、部位に合わせたメニューで、手軽にこりをほぐしてくれる、コスパの良いアイテム。
Amazonで4981円(執筆時)と、一度マッサージに行くのとあまり変わらない価格ではないでしょうか。
いい仕事、いい学習をするには、健康な体が必須。手軽に体をメンテナンスでき、買ってよかったアイテムです。
Source: オムロン (1, 2, 3), Amazon.co.jp