そろそろ年末の大型イベント、大掃除シーズンの到来です。
1年の汚れを落とすだけでなく、不要なモノを見直すタイミングでもあるこの時期、我が家でもキッチンの戸棚に眠っている食料品を整理しようと思っていた矢先、ファミマフードドライブなるものを発見しました。
ファミリーマートが地域社会の発展、活性化への取り組みとして実施しており、全国の対象店舗に家庭で余った食品を持ち込むと地域で支援が必要な方に届けてくれる、という取り組みのようです。

普段我が家はあまり食材を買い込まないようにと意識していますが、ストック棚には必要以上に買いだめしてある防災食や、1パック食べてみたら好みの味と違って放置していたものなどが収納スペースを圧迫していました。
賞味期限が切れているわけでもなく、捨てるに捨てられずにもったいない! と頭を悩ませていたのですが、今回早速このサービスを利用してみることにしました。
対象となる食品の条件は?

まずはこちらから受付の対象となる食品の諸条件をチェック。
基本条件は3つで、賞味期限まで2カ月以上あるもの、常温保存が可能で、未開封で破損していないもの、とのこと。なお、賞味期限表示のないものや、アルコール類は受け付けていないそうです。
これらの条件に合致しないものは逆に店舗に迷惑をかけてしまうことになるため、お店に出向く前にはしっかり確認しておきたいですね。
持ち込む食品をピックアップ
さて、諸条件の確認をしながら私が今回ピックアップしたのは以下の通り。

アルファ米の白がゆや赤飯、野菜スープは防災用として備蓄していたもの。
賞味期限はまだかなり余裕があるのですが、かなりの量を買い込んでおり、収納を圧迫していました。
昨年からコロナ禍や地震、水害など天災のニュースを見る度に不安が募って買い足し続けた結果、管理ができないほどの総量になっていたのです。
昨年から我が家の防災備蓄はローリングストック方式にし、食べた分だけ補充することに。普段の食事でも消費してはいるのですが、今回はいくつか寄付することにしました。
ほかには自分の好みに合わなかった粉末飲料パックや、特売やセールで大量に買いだめしたままになっていた袋麺など、冷蔵庫やキッチン棚に眠っていた食品たちを追加。
これまで押し入れや戸棚、冷蔵庫で目にするたび罪悪感から見て見ぬフリをしてきた食材がなくなり、この時点でスペースも心もかなりスッキリです!
実際に対象店舗へ行ってみた
さて、準備が整ったところで実際店舗に足を運んでみることに。自宅から徒歩圏内に対象店舗があったため、散歩途中に寄ってみました。

店頭にはこのように大きな張り紙が。ひと目で対象店舗だとわかり、安心です。
入店すると、レジ横のスペースにこのような専用ボックスが設置されていました。

あとはここに持参した食品類を入れるだけ!
気抜けするほど手軽で簡単です。コンビニだと24時間オープンの店舗も多いですし、毎回店員さんにお声がけする必要などもないようで、これなら思いついた時に気軽に立ち寄ることができそうです。

お店を出るころには気分も晴れ晴れし、またサービスを利用してみようと思いながら帰路につきました。
※張り紙の有無やボックスの位置などは店舗によって異なる可能性があります。
百貨店でもフードドライブを実施
さて、私がファミマフードドライブを利用した10月はリデュース・リユース・リサイクル推進月間(3R推進月間)だったようで、たまたま近くの百貨店でもフードドライブを実施していましたよ。
そこでは寄付のお礼にと、エコバッグやマドラー、マスクケースをいただきました。

今回私は初めてフードドライブに参加してみましたが、かさばりがちな食品の整理ができて自宅がスッキリ片付くのはもちろん、その食品を必要とする方に届けることができるため、無駄のない良いサービスだと感じました。
定期的に食品類のストックを見直すことは整理整頓といった意味合いだけではなく、自宅にすでにあるものを重複して購入するといった無駄買い、衝動買いを抑え、結果的に節約にもつながります。
今回はこのフードドライブへの参加を通して、食材をきちんと管理していくことの重要性を改めて再認識しました。
タイムセールや特売につられて衝動買いしたものなど、キッチンや収納棚に眠っている食品たち。
新たな年を迎える前に一度整理をお考えの方、フードドライブの利用も選択肢のひとつとして検討してみては?
ファミマフードドライブ対象店舗一覧はこちらから。
Source: 株式会社ファミリーマート