元アイドル、大木亜希子さん。14歳の時に芸能界デビューし、ドラマやCMに出演。AKB48グループのひとつ、「SDN48」のメンバーとして紅白歌合戦に出場したこともあります。
芸能界を離れたあとは、ニュースサイト「しらべぇ」編集部に勤務。ライター、編集者として手掛けたいくつかの記事は、大きな話題を呼びました。そして現在は作家として、20代、30代の女性たちを中心に大きな支持を集めています。
大木さんのキャリアは、美貌と才能を兼ね備えた女性の、キラキラとした華やかな歩みに見えるかもしれません。しかし、作家に至るまでの半生を語る彼女の口からは「飛び降りたい」「偽りの自分」「セルフネグレクト」という重々しい言葉が次々と出てきました。
大木さんはこう振り返ります。
「捨て身になって、これが本当の私ですって世の中に挙手した瞬間、たくさんの人が興味を持ってくれたんです」
元アイドルは、なぜ、捨て身にならざるを得ないほどに追い詰められたのでしょうか。なにを抱え込み、なにを手放して、作家としての「今」を手にしたのでしょうか?
Image/Source: はたわらワイド