すっかり肌寒くなり人恋しさをますます感じるころになりました。
日の短さや夜の寒さのせいか、特に悲しいことがあったわけでもないのになんだか寂しい気持ちになったり、感傷的になったりすることもあるのではないでしょうか。
「理由は分からないけれど、なんだか憂鬱…」そんな時の解決方法を紹介します。
まずは原因を探してみる
不安、恐怖、喪失感、脱力感などネガティブな感情の正体を言語化しなぜそのような感情になったのか、自分なりに追求してみましょう。
職場での出来事、生活環境の変化、人間関係といった外的要因からなのか?
生活習慣や健康状態などの内的要因なのか?
思い当たる原因をいくつか考えてみることで、対処法として何をすべきか明確になります。
「感情」に支配されない
悲観的な感情を抱くことは必ずしも悪いことではありません。
でも、一度囚われてしまうと、なかなか切り替えられず、いつの間にか常に「不安」を抱えた状態に。
「感情」にコントロールされるのではなく、「感情」をコントロールするメソッドを心得ておくことで、ネガティブな感情を当たり前のこととして受け入れ、うまく付き合っていくことができます。
自分に合った悲しみの乗り越え方を知る
悲しみ方や、悲しみの乗り越え方は人それぞれ。
ネガティブになっているとき、自分の悲しみ方に傾向はあるのか?
あるなら、その傾向に対して適切な対応方法は?
自分にあった対処方法を知っていたら効果的に乗り越えることができるでしょう。
「グリーフの4つの元型」では悲しみ方の経過を4つのタイプに分け、個々にあった乗り越え方を提案しています。
紙1枚とペンでできる、こころと向き合うトレーニング
冒頭で話したように、ネガティブな感情の原因が明確でないと、「楽になるのはいつだろうか」と消極的になり、不安な状態が暗黙と化してしまいます。
嫌だと感じたとき、モヤモヤしたときに、すぐに紙に出来事とその感情を書き出し、可視化してみましょう。
以下の記事では、辛いことがあったときのメンタルケアとしてメモをとることを紹介していますが、日記をつけるのと同じように、定期的に自分の感情を書き留めることも良いかもしれません。
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原因不明の憂鬱は長く続くと仕事のパフォーマンスが下がったり、睡眠や食欲といった健康面にも影響が出てしまう可能性があります。
今回紹介したステップで、定期的に心のメンテナンスを行なっていきましょう。
Source: mindbodygreen