PCユーザーの多くがお世話になっているであろうモニター。
さまざまな価格帯のものがありますが、中でも機能が豊富で描写にもこだわった「高スペックモニター」というジャンルが最近注目を集めています。
「高スペック」と聞くと、デザインや画像・動画編集、ゲームプレイ用など「限られた専門分野向けのもの」と思いがちで、「具体的に何がすごいのか? 何ができるのか?」いまいちピンと来ない人も多いかもしれません。
そこで今回お話を聞いたのが、独自の視点で切り取るガジェットレビューで高い人気を集めるYouTuberのイマムラケンタさん。
ガジェット/テック系YouTuberとしてさまざまな機器に触れてきたイマムラさん。自身のデスク環境においても、作業に応じてPCやモニター、周辺機器を使い分けるなど強いこだわりを持っています。
そんなイマムラさんに、BenQのモニター「PD2725U」を例に、実際の使用感とともに「高スペックモニター」の魅力を解説してもらいました。
際立つ高解像度と明るさ&脅威のカラーパフォーマンス

YouTuberであるイマムラさんは日常的に動画編集を行なっています。そんなイマムラさんがモニター選びの際にまず重要視するのが解像度です。
解像度は高ければ高いほどありがたいですね。最近は4Kでウルトラワイドという高迫力のモニターも増えてきています。
やはり4Kでの大画面は、表示がクリアに、かつ画面スペースが広くなるので作業が快適に行なえます。
また、最近では4K動画の撮影や編集も行なっているため、自身の4Kモニターへの関心も高まっているとのこと。
4Kで撮った動画をフルHDモニターで編集して4K出力することもできますが、4K動画をそのままの解像度で編集したほうが、やはり仕上がりを想像しやすいですよね。
実際に出力したものが、どれくらいの解像感で、どんな色で出力されるのかを適切に確認できる点はとても重要です。
要は、4K映像が持つポテンシャルを最大限発揮するには、4Kモニターがあったほうがベターということ。
そんな中「PD2725U」は4K UHD(3840×2160)という高解像度でワイドな画面。これなら4K動画の編集もスムーズに行なえます。

複数のPCを使い分けているイマムラさんですが、動画編集の際にはMacBook Airを使用。そんな中、1つの悩みがあると言います。
やはり、再生される機器によって色味が変わってしまうことが悩みの種ですね。
イマムラさんは、MacBook Airで編集した動画をYouTubeにアップロードした後、別途iPhoneで再生して最終チェックを行なうなど、できるだけ視聴者の違和感を軽減するべく試行錯誤しているそう。

一方「PD2725U」は、プロ向けのカラー標準に対応し、信頼できる正確な色再現を可能にする「AQCOLOR」シリーズ。出荷時に1台1台個別にキャリブレーションされており、厳密な色精度を実現します。
これにより、用途に応じた最適な色表現が可能なほか、多彩なカラーモードも搭載されています。中でもイマムラさんが多用したのが「M-Book」モード。

「M-Book」モードに設定すると、MacBook Airとほぼ同じ色味で表現され、動画編集時に色の差異をほとんど感じません。
「PD2725U」に色彩表現を委ね、信頼して動画編集ができるのはうれしいですね。

また、実際に「PD2725U」を使ってみて驚いたことの1つが、パネルの均一性。
とにかく画面の隅々まで均等に明るい印象を受けました。輝度も高く、画面全体に展開したコンテンツを端までしっかり捉えられます。
特に動画編集ソフトは、画面の端にプレビュー画面が表示されるため、画面の四隅まで均等に表示されることで、より快適な動画編集が可能になったそう。
「PD2725U」は、BenQ独自のムラ補正技術を使って、工場の製造段階で色と明るさを細部まで微調整し、画面全域に渡り均一な色彩表現を再現。まさにこの表現力を、イマムラさんは実感したということです。
また、動画編集時だけではなく、映画や動画コンテンツの視聴の際にも「PD2725U」の実力を感じたとイマムラさんは語ります。
HDR動画を「PD2725U」で見た時、その表現力に驚きました。画面の隅々までHDRの恩恵をしっかりと感じることができました。
「PD2725U」は「VESA DisplayHDR400」に対応しており、HDRコンテンツをより自然でリアルな明るさで表示。
近頃はHDRコンテンツが増えつつあるので、PCでリッチコンテンツを視聴する際、通常のディスプレイよりもワンランク上の描写力を体感できます。

そのほかにも、2つの異なる画面モードが使える「デュアルビュー」機能や、映り込みの少ないノングレア仕様のパネルなど気になる機能や特長を語ってくれたイマムラさん。
中でもおすすめしてくれた使い方が「RIP/PBPモード」です。これは、複数のデバイスを1台のモニターに出力できるもの。画面を最大4分割にして、フルHD解像度のコンテンツを並べることができます。
僕はゲームもよくプレイするのですが、レベル上げや素材集めといった“作業プレイ”の際は、映画を見ながらやることもあります。
そんな時に「RIP/PBPモード」が便利でした。画面を2分割して、片側に映画、片側にNintendo Switchの画面を表示。フレキシブルな活用ができて快適ですよ。
1台のモニターで動画視聴とゲームを同時に実現。これはなかなか賢い使い方と言えそうです!
ガジェットが増えても「配線を見せないデスク」を実現

イマムラさんは、モニター選びにおいて、色再現や明るさといった画面表示へのこだわりのほか、デスクマネジメント=デスク環境づくりの観点も忘れてはならないと言います。
できるだけケーブルを見せず、デスク周りをスッキリさせるデスクセットアップを構築しているイマムラさんですが、そこで役立ったのが「PD2725U」のThunderbolt 3端子です。
これは便利ですね。MacBook Airと「PD2725U」を接続しているのですが、ケーブル1本でモニター出力と充電ができるので、デスクマネジメントが捗ります。
Thunderbolt 3端子がないモニターの場合、PCとモニターをHDMIケーブルまたはDisplayケーブルで接続、そのうえPCにも充電アダプターを…と、配線はごちゃつきがちに。
でも「PD2725U」ならばケーブル1本でOK。これでデスク周りを整えられます。

また、「PD2725U」にキーボードやマウスを接続して複数のPCで切り替えて使える「KVMスイッチ機能」も便利、とイマムラさん。
僕は有線のキーボードを愛用しているので、複数のPCを使い分けるとどうしてもケーブルが増えてしまいます。
でも、「KVMスイッチ」機能を使えば1台のキーボードを使い回すことができ、ケーブル1本で済むのでありがたいですね。

さらに「PD2725U」に付属するコントローラー「ホットキーパック G2」もお気に入りの様子。
このコントローラーは、3つのキーとダイヤル(ローテーションキー)が搭載されており、各キーにはよく使用する好みのカラーモードや機能などを割り当てられます。
僕の場合、各キーによく使うカラーモードを、ローテーションキーには輝度を割り当てています。
細かな設定をダイヤルで気軽に調節できるのは、頻繁に色味を確認したり、輝度を変えたりする僕にはぴったりです。
そう、モニターは緻密な描写力はもちろん、こうした使い勝手の部分も選ぶ際の重要なポイントなのです。
洗練されたデザイン性の高さもポイント

高スペックなハイエンドモニターは、どうしても性能を優先してしまうため、頑健なつくりや武骨なデザインになりがち。さまざまな機能を詰め込む“代償”とも言えます。
しかし「PD2725U」は一味違いますよ。なんといっても見た目がスタイリッシュなんです。
まずカラーがシルバーというのが良いですよね。実は最近、デスク周りのカラーを白を基調にリニューアルしようと考えているんです。
デスク周りは黒で揃える人が多いと思うのですが、今の僕のコンセプトにはちょっと合わなくて。そうした際に、シルバーはちょうど良いと感じました。

加えてスリムベゼルな点もお気に入り、とイマムラさん。
ベゼルが狭いと画面の端から端まで広々とした表示を楽しめますし、デスクセットアップの観点からもベゼルは狭いほうが美しいのではないでしょうか。
特にイマムラさんの場合、自身のデスクが動画の背景にもなるため、デザインにはかなり気を遣っているのだそう。
どんなに性能が高くても、ビジュアルに納得できないモニターは買おうとは思いません。
動画の背景になることも理由ではありますが、自分が一番長い時間を過ごす作業空間は、かっこいいほうがテンションが上がるんですよね。
「PD2725U」は、自分が思い描くデスク環境にマッチするモニターだと感じます。
スペックはもちろん大事ですが、デザインも重要。特にモニターは存在感が大きく、視界に入りやすいもの。
そう考えると、「デザイン」はモニター選びにおいて、実はかなり重要な検討材料なのではないでしょうか? イマムラさんの話を聞くと、さらに納得感が増しますよね。
今のワークシーンにマッチしたハイエンドモニター

イマムラさんのように、日頃から動画編集などのクリエイティブな作業を行なう人にとって、これだけの性能を持ち、かつデザイン性にも優れている「PD2725U」は、理想のモニターと言えるはず。
一方で、クリエイターに限らずとも「PD2725U」はかなり有用だとイマムラさんは語ります。
WordやExcelなどの作業がメインの方にとっても、視認性・解像度の高いモニターは適していると思います。
単純に作業領域が広くなるので複数のアプリやウィンドウを立ち上げての作業がスムーズになりますし、明るくて表現力の高いディスプレイは集中力・没入感を高めてくれるでしょう。
また、最近ではPCで映画や動画コンテンツを視聴する時間も増えていると思います。HDR作品も増えていますし、普段使っているPCでもっとリッチな映像体験をしたい方には最適ではないでしょうか?
大画面のテレビを購入する選択肢もありますが、設置場所などの問題もありますし、コンパクトに収めたい場合に向いていると言えます。

「高スペックのモニターはプロ向け」。
そう思い込みがちですが、イマムラさんの話を聞くと、実はテレワークなど自宅での作業が増えている今だからこそ、ビジネスとエンタメを両立できる「PD2725U」のようなハイエンドモニターが必要なのではないかと感じさせられました。
クリエイティブな作業がメインのコア層だけではなく、ビジネスユースのライト層にも「あったらいいな」と感じる機能が高いクオリティで搭載されているBenQの「PD2725U」。
「作業環境をもっと快適にしたい」と思っているすべてのユーザーにおすすめできるモニターですよ!
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Source: BenQ