愛用していたアイテムのプラスチック部品が割れてしまったら、あきらめて本体丸ごと買い換えるしかない…

金属部品と違って、プラ部品は安価な使い捨て用途に使われることが多いのです。

でも、ちょっと待ってください。

プラリペア』があれば、補修して再使用できるかもしれません。プラスチックをくっつけるための補修剤ですが、単なる接着剤ではありません。

金属溶接のように、プラスチック母材を溶かして溶着させるので、強固に補修できるアイテムなのです。

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使い方は、文章で説明を読むより、動画を見たほうがわかりやすいでしょう。一通りのやり方を把握してしまえば、意外なほど簡単に使えます

ざっくり言えば、液が母材表面を溶かしつつ、粉と母材が一体化するようにして溶着されるという仕組みになっています。

ただし、PE(ポリエチレン)・PP(ポリプロピレン)・PTFE(フッ素樹脂)・PA(ナイロン)・エンプラ系樹脂などには使えません。

材質が不明な場合は、目立たないところに液を垂らしてみて、溶けるかどうかで判別してください。

慣れれば、簡単補修

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こちらは、ポリタンクのプラスチック製フタを修理した様子。

フタだけが別売りされていないものの場合、割れてしまうと本体ごと捨ててしまうことになるので、地球にやさしくないですよね。

画像を見ての通り、今回補修したフタは相当に使い込んでいるので、もうそろそろ捨ててもいいんじゃないかと思っていますが、それでも『プラリペア』でこのように補修すれば、まだしばらくは使えそうな気がします。

「型取くん」も要チェック

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セット購入できる「型取くん」を使えば、折れて飛んでしまった部品を再生することもできます

同じ形状の部品から型を取って、その型にプラリペアを充填すればOK。

「型取くん」は、90度のお湯で軟化させれば柔らかくなる素材なので、温め直せば別の型を取りたいときに再利用することも可能です。

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「型取くん」を使う場合には、ニードル法を使わず、あらかじめ型に粉を多めに満たしておき、その上からたっぷり液をかけて溶着させましょう。

ちなみに、例示した連結パーツはかなり細いので、実用強度を維持するには、さらに肉盛りして強度を上げておく必要があります。(※注)

ともあれ、捨てるには忍びないプラスチック製品を再生できる『プラリペア』は、ぜひ一度試してみてほしいアイテム。

DIYが好きな人も、エコに関心が高い人も、まずはチェックしてみてください。

(※注)例示の連結パーツは、玩具メーカーから交換部品が販売されています。プラリペアで溶着しても、一体成型された新品には強度が及びませんので、手先がまだ不器用な小さなお子さんに遠慮なく遊んで欲しい場合などでは、新品に交換してあげてください。

Source: 武藤商事, ukiyozakuraMaki / YouTube