真夏のマイカー族にとって、天敵ともいえる太陽。
強烈な日差しは、車内のパーツを溶かしてしまう勢いで、急激に温度が上昇します。
おかげで触れないほど熱くなったシートは、エアコンが効き始めて表面温度が下がってもまだ、内部に熱がこもったまま。
ただ座っているだけなのに、背中からお尻にかけて汗ビッショリに…。
先日、通気性の高いシートクッションを2つピックアップしましたが、今回ご紹介するのは不快感を解消できる背もたれクッション2点。
こちらも、ぜひチェックしてみてください。
約8mmの薄さで通気性に優れたメッシュ地

熱くなった背もたれに背中を当てていると、背筋にそって落ちてくる汗が、下着を濡らしてかなりの不快感ですよね。
こんなときは、通気性抜群のメッシュクッションの出番です。

THE TREEの『カーシートカバー』は、約8mmという厚みが特長の日本製メッシュクッション。
シートと背中の間に十分な空間を確保できるので、空気が通りやすくなっています。
表面に生地を張っていない、ポリエステルメッシュむき出しの作りも、空気の通りやすさにつながっていると考えられますね。
ハンディ扇風機を持っている人なら、背中に向けて風を送るように設置しておくと、さらに効果的でしょう。
送風機能付きで熱を排出するシートクッション

BONFORM(ボンフォーム)の『クールジェットEX』は、シガーソケットから電源を引いて、クッション内部に送風することができるアイテム。
空冷式ジャケットに似た仕様で、エアコンで車内の温度が下がってから使うと、それだけ効果が大きくなるでしょう。

足元から空気を導入して、座面、バックレスト、ヘッドレストへと空気を送っていきます。
途中にベント穴が開けられていて、ここから出てくる風によっても涼しさを感じられるようですが、基本的にシートの熱を排出するのがメインの機能だと考えられます。
風量の調節ができるので、排熱効果を確認しながら、うまく設定しましょう。
車はガラス張りになっているため、エアコンだけで快適さを求めるのが難しいもの。
それでも真夏のドライブを少しでも快適にするために、ぜひ試してみてほしいです。