梅雨が明けて、本格的な夏が到来。
ビーチやプールで過ごしたり、ベランダに出て日光とともに過ごす時間が長くなりました。
夏のアウトドアを充実させたい時、動画や音楽、Podcastといったコンテンツをもっと楽しみたい時におすすめのスピーカーをご紹介します。
スマートフォンやタブレットのスピーカーは、年々進化して音質が向上しており、スピーカーを別途用意せずとも良い音を楽しめるようになってきました。
それでも、外で聴くには音量が足りなかったり、水や埃が気になったり、屋外ならではの悩みもあります。
そうした際に、防水・防塵のワイヤレスポータブルスピーカーがあると、アウトドアで過ごす楽しさがさらに広がりますよ。
コンパクトで持ち運びやすい2つのスピーカー
私が使っているワイヤレスポータブルスピーカーは、SONY『SRS-XB13』とBang & Olufsen『Beosound Explore』の2つ。

『SRS-XB13』は、2世代前のSRS-XB10から使用。防水性能を活かして、入浴時などのアウトドア以外のシーンでも使っています。
直径76mm、高さ95mmとコンパクトなサイズで、持ち運ぶ際にもかさばりません。

『Beosound Explore』はBang & Olufsenが初めてリリースした、円筒形の防水・防塵ワイヤレスポータブルスピーカーです。
これまでも同ブランドのワイヤレスポータブルスピーカーを複数使ってきましたが、防水のものは初めて手に入れました。
直径81mm、高さ124mmとなっており、SRS-XB13と比べると大きいですが、スッキリとしたデザインのおかげでコンパクトな印象です。
特長に応じて使い分け
どちらの機種も、Bluetooth接続対応で、IP67相当の防水・防塵性能となっています。


操作ボタンは、電源・Bluetooth・再生と一時停止・音量アップ・音量ダウンの5つが備わっており、その点も両機種に共通しています。

私は、再生するコンテンツの種類、必要な音量、の2点で『SRS-XB13』と『Beosound Explore』を使い分けています。
この2つのスピーカーを比較すると、『SRS-XB13』のほうが高音域の抜けが良いので人の声を聞きとりやすく、『Beosound Explore』は全ての音域で無理なく整理された音を鳴らす傾向があると感じています。

また、『SRS-XB13』で低音域が多い音源を再生する場合、スピーカーの振動が強すぎるせいか、最大音量に到達する前に音のバランスが崩れてしまうことがありました。
『Beosound Explore』は最大音量でも音が割れていると感じることはなく、より大きな音量を得ることができています。

そうしたことから、『SRS-XB13』は会話がメインの動画やPodcastといった人の声をクリアに聞きたいコンテンツ用、『Beosound Explore』は音楽がメインの動画や楽曲といった音楽を楽しみたいコンテンツ用と、それぞれ使い分けています。
また、ビーチで波の音が大きかったり、周囲の音が大きいようなシチュエーションでは、最大音量が大きい『Beosound Explore』を使用しています。

それ以外に使い分けているポイントとして、『SRS-XB13』には着脱しやすいストラップが備えられている点があげられます。

『Beosound Explore』にも、手に持って運ぶ際に便利なストラップがあるのですが、『SRS-XB13』のストラップはどこかに引っかけて使える着脱式のストラップとなっています。

地面が不安定でスピーカーが転がりやすいような場所では、『SRS-XB13』のストラップを使うことで、チェアのアームレストなどにぶら下げて使うことができます。
USB-Cで充電可能


どちらの機種もUSB-C端子から充電できるようになっており、『SRS-XB13』は最大16時間、『Beosound Explore』は最大27時間のバッテリー駆動が可能。
駆動時間が長い分、バッテリーが大きいためか、『SRS-XB13』が253gの重量であるのに対し、『Beosound Explore』は631gと2.5倍近い重量となっています。

夏が過ぎた後も、アウトドアや屋内の多くのシーンで活躍する防水・防塵のポータブルワイヤレススピーカー。手元に用意しておくと、きっとお役に立ちますよ。