メールの宛先は指差し確認とダブルチェックをしていた時代(業種や企業によっては今も徹底しているかとは思いますが…)に比べて、今はやり取りがずいぶん気軽になりました。

誤送信防止、やり取り共有が仕組みに含まれているコミュニケーションツールが定着したのはありがたい反面、油断するとメール送信の際にやらかしてしまうことも。

特に目立つのが、Ccが含まれたメールを送信者のみに返信してしまうケースです。

慣れている人は当たり前じゃん! と思うかもしれませんが、Ccを入れて送信したのに、意外と個別返信(送信者のみに返信)で戻ってきてしまうことありませんか?

幸い、Gmailでは「全員に返信」がデフォルトにできますので、そのやり方をご紹介してきます。

Ccが含まれているメールにはやり取り共有の意図がある

gmail-reply-all(3)
Screenshot: 山田洋路 via Gmail

「メール」では、やり取りを共有するのに上長や担当者、関係者をCc(あるいはBcc)に含めることがあります。

ひるがえって見ると、送られてきたメールに複数の宛先が含まれているときは、関係者各位とやり取りを共有したいとの意図があるはずです。

つまり、Gmailのメール下部に「全員に返信」の選択肢が表示されていれば、基本はこちらを選ぶのが正解。

とりわけ採用関連や顧客との新規やり取りといった重要な場面でポカはしたくありませんよね。

Gmailの設定から「全員に返信」をデフォルトにすれば、選択肢の1番目にこの項目が表示されるように。

また、右上の返信ボタンを押したときも全員に返信してくれますので、ウッカリが防げます。

設定から「全員に返信」をデフォルトに

gmail-reply-all(2)
Screenshot: 山田洋路 via Gmail

さっそく「全員に返信」をデフォルトに設定するやり方を見ていきます。

デフォルトの動作を「全員に返信」に設定する方法

  1. Gmailの設定(右上歯車マーク)から「すべての設定を表示」を選択。
  2. 中段あたり「返信時のデフォルトの動作」欄で「全員に返信」にチェック。
  3. 最下段「変更を保存」で反映。

簡単ですよね。

1分で設定できますので、インシデントが発生する前に今すぐ設定してしまいましょう!