デスクワーカーには欠かせないキーボード。
仕事中は常に手を触れている、なくてはならない存在です。
だからこそ、普段使うものは手に馴染むものにしたいですよね。
いいキーボードはタイピングのストレスを軽減してくれるため、毎日心地よく仕事を進められます。
「そろそろキーボードを買い替えようかな」と考えているなら、ちょっといいキーボードに変えてみてはいかがでしょうか。
『Happy Hacking Keyboard(HHKB)』なら、省スペースで心地よい打鍵感を味わうことができます。
ミニマルなデザインでありながら、オフィスからテレワークまで幅広く使えるHHKBの魅力をご紹介します。
デスクワークの環境を考え直す

テレワークが急速に普及する中、デスク周りの環境を整えようと考える人も多いのではないでしょうか。
自宅のデスクスペースが限られている場合、必要以上に大きなキーボードを使っていると手狭になり、仕事がしづらくなっているかもしれません。
HHKBは横294mm、幅120mmと非常にコンパクトなため、省スペースで作業をすることができます。
パームレストを使ってもご覧の通り。小さなデスクでも問題なく使えます。
ミニマルで十分な機能
HHKBは、ミニマルなデザインでありながら、充実した機能性が最大の魅力。 写真の通り、HHKBには独立したファンクションキーやテンキーが存在しません。
これらのキーを省くことで、コンパクトなボディを実現しています。

ファンクションキーが必要な場合は、右下の「Fn」と数字キーを同時に押すことで入力可能。
ファンクションキーをそれほど使用しない人であれば、この入力方法でもストレスを感じることは少ないでしょう。
よく使うファンクションキーやコントロールキーは、公式グッズの「カラーキートップ」でカスタマイズ可能。
見た目も鮮やかで、かわいらしいキーボードに着せ替えができます。
頻繁にテンキーを試用する場合は、別途テンキーを購入してもいいかもしれません。

また、HHKBはキーボードの傾きを低、中、高の3段階に調節可能。
キーボード裏のチルトを手前に引くことで、使いやすい角度でタイピングができます。
プロ仕様の「静電容量無接点方式」で最高の打鍵感
HHKBのスイッチ部分には「静電容量無接点方式」が採用されています。
この方式は、一般的なキーボードによく使われる「メンブレン方式」と異なり、電極が直接接することがないため、キーを底打ちする必要がなく、滑らかなキータッチを実現してくれます。
静電容量無接点方式は他方式よりもコストがかかるため、一部のキーボードにしか採用されていません。
HHKBの他には、HHKBの生産も行う東プレ株式会社の「REALFORCE」シリーズ、AKEEYOの「NiZ」シリーズなどが有名です。
HHKBの打鍵感は非常に柔らかく滑らかで、タイピングすれば「コトコト」と心地よい音が鳴ります。
用途によって選べる、有線版とBluetooth版

HHKBには、有線版と無線(Bluetooth)版、英語配列と日本語配列、静電容量無接点方式(Professionalシリーズ)とメンブレン方式(Liteシリーズ)、カラーは「白」と「墨」があり、さまざまな組み合わせを選ぶことができます。
今回ご紹介している静電容量無接点方式「Professional2 Type-S 英語配列」の白モデルは有線版のため、キーボードのトップ部分にあるUSBアップストリームポートからPCに有線接続して使用します。
Bluetooth版はHHKBの打鍵感はそのままに、単三型電池2本で無線Bluetooth接続ができるため、ノートパソコンやタブレット、スマートフォンなどに使用する際に便利です。
サテライトオフィスやシェアオフィスでの仕事が多い人は、Bluetooth版を選ぶといいかもしれません。

HHKBには、専用のトランスポーターが販売されています。
作りは堅牢で、サイズもコンパクトなため、出先への持ち運びには重宝します。
キーボードにこだわる多くの人々に支持されてきたHHKB。シリーズによって値段は異なるため、自分に合ったキーボード探してみてください。
Source: Happy Hacking Keyboard, REALFORCE, NiZ