ここ数年、空前のキャンプブームが起きています。

人気の高いアウトドアグッズは発売後即売り切れとなり、話題のキャンプ場は予約でいっぱい。キャンプをテーマにしたマンガやドラマ、YouTubeコンテンツなどにも注目が集まっています。

長く続くコロナ禍で自由に旅行が楽しめない中、自宅から離れて自然という非日常を堪能できるキャンプに癒やしを求める人々が増えているのでしょう。

そんなアウトドアブームを見ていくと、あるアイテムを活用している人々が増えているようです。それはポータブル電源

小さなクーラーボックス程度のサイズで、AC100Vで動く家電の数々が使えるポータブル電源をキャンプ場に持ち込んでいる人たちをよく見かけるようになりました。

自然に自分を合わせるのがキャンプの醍醐味という声もあるでしょう。川で飲み物や食材を冷やし、焚き火や炭火で調理をして、星あかりの下でゆったりとした時間を過ごすのは、たしかに最高です。

しかし、「以前は僕もそうだったんですけど、ポータブル電源があると本当に便利ですね。キャンプで子どもたちと遊ぶ時間がとても増えたんです」と語るのは、ライフハッカー[日本版]前編集長で現在は「Business Insider Japan Brand Studio」スタジオ長の松葉信彦さんです。

火を使わずに料理が作れる

01

奥さん、娘2人の4人家族でキャンプを楽しむ松葉さん。同じマンションに住む知人から誘われて、キャンプの世界に踏み入れたのだとか。

焚き火が好きなんです。火をおこして、料理をして、揺らめく炎を見ながらゆっくり過ごすのが、僕にとっては最高のアウトドア・アクティビティ。

しかし、焚き火は常に見張っていなくてはいけません。だから子どもたちに『パパこっちきてー』と呼ばれても、動けないことが多々ありました。

確かに焚き火のリラクゼーション効果は素晴らしいでしょう。しかし子どもたちが小さいうちは、焚き火との接し方がわからずに近くに寄りすぎたり、飛ぶ火の粉が肌に落ちてしまうことも考えられます。

パパと一緒に遊びたい子どもたちの気持ちをおざなりにしてしまうこともあったそうです。

でも、Jackeryポータル電源 Ace1500があると本当にいいですね。これがあれば火を使わずに、料理をいくらでも作れますから。

02
Jackery Japanの「Jackery ポータル電源 Ace1500」。業界をリードする1488Wh/41万3400mAhの電気容量を誇り、バッテリー残量を気にするストレスもありません

Jackery ポータル電源 Ace1500」は、1488Wh/41万3400mAhもの電気容量を搭載しているポータブル電源です。スマートフォンならフル充電を約136回、電気毛布は1枚を約17時間使い続けられるポテンシャルを誇ります。

出力は1800W。電子レンジ(出力電力1000W・消費電力1400W)やドライヤー(1400W)すら問題なく使えるパワフルさです。電気ケトル(1400W)も問題なし。3つのAC100Vコンセントをもち、複数の家電を同時に使うこともできます。オール電化キャンプだって、夢ではありません。

質量は15kgとそれなりの重量はありますが、十分運べる重さ・サイズです。電力供給時は冷却ファンが動きますが、騒音というほどのものではないので、家族とのおしゃべり時も気になることはありません。

完璧な温度コントロールで失敗知らず

03

松葉さんに、実際にキャンプでこのAce1500を使ってもらいました。まずは家庭用ホットプレート(1300W)を使って、タコ焼きを作ります。

料理中はワイヤレススピーカー(20W)で子どもたちお気に入りの音楽をかけて、キャンプの楽しい雰囲気をさらに盛り上げます。

タコを入れる大人用とは別に、子どもたちにはウインナー&チーズ入りバージョン。子どもたちもタコ焼きの生地を楽しそうにかき混ぜます。

ホットプレートに生地を流し込み、竹串でくるり、くるり。

そして待つこと数分。できました! 外側はカリカリに、内側はとろーりと仕上がりました!

焼き立てアツアツのまま食べられます。自然の中で食べるたこ焼きは、美味しさも格別でしょう。

スライドショー
一覧


04



05



06



15



04



05



06



15


松葉さんも、「ポータブル電源&ホットプレートは温度を完璧にコントロールできますから、粉もの料理も失敗しなくてすみますね。焚き火や炭火では作りにくい料理にチャレンジできるのもありがたい」とポータブル電源のメリットを語ります。

もう1品は、炊飯器(900W)を使ったアクアパッツァにチャレンジ。具材を入れて蓋を閉め、ボタンを押すだけで準備完了です。

08

そして完成したアクアパッツァがこちら! 炊飯器の蓋を開ける前からいい匂いが漂っていましたが、予想通り大成功でした。

09

炊飯器って、いうなればダッチオーブンの全自動版ですよね。具材を入れたらあとは放置するだけで料理ができちゃう。

調理中は子どもたちが電源ケーブルに足をひっかけたりしないよう、炊飯器とポータブル電源の位置関係に気をつければよくて、あとは子どもたちの相手ができます。

炭火コンロと合わせて2品同時に作ることもできるし、食事が終わってから焚き火をしてもいい。いままで火の番をしていた時間が子どもと遊べるようになると、松葉さんも大喜びでした。

子どもたちがおなかを満たして満足した後は、大人の時間。ミニ冷蔵庫(50W前後)でビールを冷やし、奥さんと乾杯。アクアパッツァに舌鼓を打ちながら、日ごろの疲れを癒します。

ポータブル電源があれば、家族全員がノーストレスなキャンプを楽しめるのです。

10

自然に囲まれた最高のワーケーションを実現

子どもたちが奥さんとキャンプ場を探検に出かけました。すると松葉さん、ゴソゴソとPCを取り出します。そう、多忙な松葉さんは家族との時間の傍ら、隙を見て仕事をしようというのです。いわゆるワーケーションです。

11

Zoomなどのビデオチャットアプリを使うとノートPCのバッテリー消費が激しくなりますが、ポータブル電源があれば大丈夫。常に充電しながらミーティングも可能です。さながら自然のオフィス

コロナ禍でリモートワークが主体となり、子どもと一緒にいられる時間が増えたのはうれしいのですが、仕事が思うように進まないこともうよくあります。自宅でのテレワークは、オフィスワークとはまた違ったストレスがあるんだなと思い知りました。

いまは月1~2回のペースでキャンプをしていますが、こういう自然に囲まれた場所での仕事って本当に気持ちいいんです。爽快で、仕事の進みも早く、アイデアも普段とは違ったものが出てきます。一度だまされたと思って、ぜひやってみてほしいですね。

リラックスできる環境は、仕事を進める上でとても大事です。コーヒーメーカー(800W)でコーヒーを淹れて、ほっと一息。自然に囲まれた職場ほど、ぜいたくなものはありません。

バッテリー残量が乏しくなってきたら太陽光でチャージ

松葉さんいわく、キャンプ時にもiPadやSwitchといったデジタルギアは欠かせないそうです。大人はキャンプを思う存分楽しめますが、子どもたちは自然に飽きてしまうことも多いからだとか。

天気が悪くなってしまうと、あまりテントから出られなくなります。そうなるとゲームや動画が、子どもたちを楽しませてくれるコンテンツとなるんです。

こういったデジタルギアを長時間使うことになった日でも、ポータブル電源が助けてくれます。Ace1500はUSB Type-Cを含むUSB充電ポートがあるので、スマートフォン、ゲーム機、タブレットなどが充電し放題。

12

バッテリー切れで遊べなくなって、子どもたちが不機嫌になることもありません。

さらにAce1500には、太陽光でバッテリー充電してくれる折りたたみ式のソーラーパネル「Jackery SolarSaga100というオプションもあります(別売り)。背面にスタンドがあり、太陽の方向に向けてセッティングすればOKです。

充電効率が高く、曇り空でも十分充電可能です。

13

災害時の助けにもなるポータブル電源

ここまでキャンプでのポータブル電源の活躍をお伝えしてきましたが、何も活用できるのはアウトドアシーンだけに限りません。むしろ、防災などの「非常時」こそ、その力が最大限に発揮されます。

普段から充電しておけば、災害時にスマートフォンをはじめとした機材の充電器として活用できますよね。

いまやスマートフォンはライフラインといえますし、何度も充電できる大電力を溜めておけるのは安心感につながります。

14

ポータブル電源、中でもAce1500はバッテリー容量が一般的なモバイルバッテリーとは比較にならないほど大きく、一回フル充電しておけば長期間電力を蓄えておけますし、万が一停電になったときの助けとなります。

ほかにも庭やベランダでのDIY時に電動工具(ドライバー・300W、木工用丸のこ・1000Wなど)も動かせます。

価格は決して安くはありませんが、防水コンセントの増設工事をすることを考えると、キャンプに災害対策にDIYと多岐にわたって使えるポータブル電源のコストパフォーマンスは高いといえるでしょう。

一家に一台、ポータブル電源。そんな日は、そう遠くないかもしれません。

Source: Jackery Japan(1,2