ミニマル志向の広がりに伴い、どんどん小型化が進んでいる財布。クラウドファンディングでリリースされるプロダクトでも、その傾向は顕著です。
小型だからこそ、その薄さをアピールするものも多いですが、実は1つ問題が…。当然ながら、紙幣や硬貨、カードなどを収納すると、多くの場合厚さが出てしまいます。スマートなルックスを保つために収納量を減らさざるを得ないのは、ちょっと歯がゆいですよね。
そこでご紹介したいのが、machi-yaでプロジェクトを実施中の「Tenuis3 Leather TL」。“ものを入れても薄さを保てること”を念頭に置いて開発された、厚さわずか6mmのミニマル財布です。
以前のモデルは表面に帆布が用いられていましたが、今回はレザー素材を採用。5月初旬の執筆時点で、約1400万円の支援額を集める人気の理由を紐解いてみましょう。
表面革の厚さは業界最薄クラスの0.8mm

極限まで薄く財布を仕上げるためには、素材自体を薄くすることが必要不可欠です。
「Tenuis3 Leather TL」の表面革には、漉き加工(分厚い革を薄く削る工程)が施された牛革「Toscano Liscio(トスカーノ・リスシオ)」が採用されています。
その厚さは、ギリギリ強度が保てる8mm。極限までムダが削ぎ落とされている…と言っても過言ではないかもしれません。

革の加工には、イタリア伝統のバケッタオイル製法を採用。植物性タンニンをじっくりと染み込ませながらなめすことで、しなやかな革素材が生まれます。たっぷり染み込んだオイルによって、経年による色やツヤの変化を楽しめるのも大きな魅力です。
ツインカードポケットに注目

特長的なのが、取り出しやすさと収納性を重視して設計された「ツインカードポケット」です。
その名の通り、2つのカードポケットを並行して配置することで厚さを分散。カードを視認しやすく、スムーズに出し入れできます。
推奨されている収納枚数は各ポケットに4枚ずつの計8枚と、日常使いには十分すぎる容量。使い込むことで革がなじみ、出し入れがスムーズになるところも愛着がわきそうですね。
硬貨が偏らない工夫も
長く革財布を使っていると、硬貨の偏りに合わせてその部分が伸びてしまうことも。
そんな問題を解決するべく、「Tenuis3 Leather TL」のコインポケットには「ディバイダー(仕切り)」が配されています。これにより、コインが片側に寄らず、厚みを分散させることが可能です。

薄型のファスナーが採用されているのも注目すべきポイント。厚みが生まれにくいだけでなく、使いやすさが保たれています。写真で確認するところ、信頼のYKK製なのも嬉しいですね!

遊び心あるギミックとしては、カギやカードなどを収納できる計2つの「隠しポケット」が用意されています。こちらには、カギなら4本、カードは2枚まで入れられるとのこと。カード型のマルチツールや薄型のレンチなどを持ち歩くにも便利そうですね。
漆黒や深緑ほか、全6色

カラー展開は、漆黒/Jet Black、深緑/Dark Green、青藍/Indigo Blue、鮮緑/Bright Green、朱赤/Vermilion Red、山吹/Golden Yellowの全6色。
どれも深みのある色合いで、ビジネスファッションにも映えそうな印象です。エイジングによってどんな風にルックスが変わるかも、非常に楽しみですね!
machi-yaで実施中のプロジェクトでは、一般販売予定価格11,800円(消費税込み)のところ、約15%オフの10,080円(消費税・送料込み)から支援可能。かなりリーズナブルな金額感だと思うので、ミニマル財布を初めて使うという方にもオススメです!
下記リンク先ページでは、寸法や重量など、スペック詳細をご覧いただけます。購入を検討される方は、ぜひチェックしてみてくださいね。
>>極薄6ミリ!全面レザー採用の超薄型財布「Tenuis3 Leather TL」
Image: solahanpu