そろそろ、Zoomで小さなボックスに入った同僚の顔を見ることに飽きてきて、もう一度みんなで同じ部屋に集まって会議できる日が待ち遠しくなっていませんか?
それなら、このたびZoomが発表した新しい「Immersive View」機能を使用すると、他の会議出席者と一緒に会議室、コーヒーショップ、教室、そして(奇妙なことに)アートギャラリーなどの仮想空間を共有して会議をすることができます。
退屈な四角いタイルが表示される代わりに、同僚が席に座っているように見えたり(またしても奇妙なことに)フレームの中で自分の隣にいるように見えるんです。
「Immersive View」は、無料アカウントとプロアカウントの両方でデフォルトで有効になっていますが、実際に使用するには、デスクトップアプリの5.6.3以降のバージョンが必要です。
Zoomはアカウントの種別ごとにこの機能を有効にする方法を示しています。
それでは、Zoomでこの機能を使用する方法をご紹介します。
「Immersive View」を起動する方法
会議の主催者は、「Immersive View」機能をコントロールできます。
自分が主催する会議でこの機能を有効にする場合は、右上隅にある「表示」ボタンをクリックします(ここでギャラリービューとスピーカービューを切り替えます)。
「Immersive View」を選択し、シーン(仮想空間)が保持できる最大数の参加者を入れる自動オプション、または参加者を自分で追加したり削除することができる手動オプションを選択します。
次に、使用するシーンを選択します。
Zoomには、会議のサイズに応じてさまざまな仮想シーンがあるので、すべての参加者(最大25人)にしっくりくる背景を選択できます。容量は各シーンのタイルに表示されます。「開始」を選択して、「Immersive View」を起動しましょう。
シーンを変更するには、「表示」ボタンに戻ります。また、別の表示オプションを選択して「停止」をクリックすると「Immersive View」が終了します。
「Immersive View」のカスタマイズ方法
会議の主催者は、仮想シーン内で参加者を動かしたり遅れてきた人を追加したりすることができます。
ドラッグアンドドロップするだけで、動画が所定の位置に表示されるので、割り当てられていない参加者がシーンの上に表示されます。
参加者の動画をクリックして、青いフレームを狭めたり広げたりすると参加者のサイズを変更することもできます。
参加者は、最初に参加した25人までが仮想シーンに表示され、残りの参加者は画面上部の通常のサムネイルストリップに表示されます。
「Immersive View」は画面共有中には一時停止し、ブレイクアウトルームでは使用できません。会議を録画している時は仮想シーンを使用できないので、ギャラリービューやスピーカーのビューが表示されます。
最後になりますが、他の同僚が「Immersive View」を使用していても、古いバージョンのZoomやモバイルアプリを使用している人は「Immersive View」を表示できません。
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Source: Zoom