毎日の身体活動を計測してくれるFitbitのスマートウォッチで、ストレスレベルも追跡できるようになりました。最近、FitbitがFitbit Senseのストレスマネジメントトラッカーを、Fitbit Versa 3、Versa 2、Luxe、Charge 4、Inspire 2にも導入することを発表したのです。
これらのFitbitデバイスは、心拍数、運動レベル、睡眠データなどのさまざまな要因に基づいて毎日のストレスマネジメントの「スコア」を計算。Fitbit Senseは、皮膚電気活動(EDA)も追跡して、急性ストレスを示す闘争・逃走反応があるかどうかをチェックします。
サポート機能があるFitbitデバイスを使っている人は誰でも、Fitbitアプリのダッシュボードページから毎日のストレススコアを確認することができます。スコアの範囲は1〜100ですが、数値そのものはユーザーがどれだけ「ストレス」を感じているかを測定するものではないことに注意してください。
むしろ、高スコアは、ストレス軽減につながる健康習慣が実践できていることを指します。
たとえば、毎日十分な運動(やり過ぎではない程度に)を行っている、質の良い睡眠が十分とれている、Fitbitプレミアムのマインドフルネスのエクササイズを利用している、などということです。

無料のユーザーには、日々の全体的なスコアが表示され、Fitbitプレミアムの会員には、追跡した各基準についてより詳しい内訳が表示されます。それによって、ストレスを軽減するホルモンを促すために睡眠や運動を増やすべきかどうかなどがわかります。
スコアが満点であっても、必ずしもストレスや不安を感じていないとは限りません。数値は身体が示す物理的なストレスの兆候が少ないという意味であり、ストレスを誘発する反応を経験する可能性が低いということになります。
とは言え、Fitbitアプリのストレスマネジメントメニューにはチェックインオプションもあり、その日の気分を記録することができます。
次のように使います。
- Fitbitアプリで「ストレスマネジメント」をタップ。
- スクロールダウンして「振り返り」セクションの「今日の気分」をタップ。
- その日の気分に一番合っているものを選択。
- 「振り返りを記録」をタップして、選択した内容を保存。
これらのチェックインはオプションで、毎日のストレスマネジメントスコアには考慮されません。選択肢は5つしかないので、きめ細やかなフィードバックとは言えませんが、自分の感情を記録することは主観的な経験とFitbitが収集するデータとを関連づけるのに役立つでしょう。
このようなデータや情報が手元にあることで安心感が得られます。スコアを上げようとゲーム化してアプリを操作すれば、イライラするようなこともないでしょう。
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Brendan Hesse – Lifehacker US[原文]