2020年7月、GoogleはGoogle Workspaceユーザー向けに、Chat(チャット)とRooms(チャットルーム)をGmailに統合すると発表しました。
まさにそれと同じ機能が、今度はGmailの個人アカウントを持つ人にも使えるようになったのです。
今後ChatとRoomsを利用できるのは、すべての無料Googleアカウント保持者。設定からこれらの機能を有効にすれば、いますぐ使いはじめられます。
そしてこれらの機能は、GmailのWeb版でもモバイル版でも利用することができます。
ChatとRoomsの機能
ChatとRoomsはどちらも、チーム内のコミュニケーション向上に役立つように設計されています。
Chatでは、特定の人との1対1の会話が可能です。必要に応じて、グループチャットも作成することも。
RoomsはSlackのような機能。Gmailに追加することで、さまざまなプロジェクト、タスク、ファイルについて話し合うことができます。
ChatとRoomsをGmailで有効にする方法
ChatとRoomsはどちらもデフォルト設定では無効になっています。これらの機能を使うためには、自分のGmailアカウントで手動で有効にする必要があります。
Web版のGmailでChatとRoomsを有効にする方法は以下のとおりです。
- 任意のブラウザを開き、Gmailのサイトへ行きます。
- 画面上の歯車のアイコンをクリックし、「すべての設定を表示」を選択します。
- 「チャットと会議」タブを開きます。
- 「Google Chat(早期アクセス)」オプションを有効にし、表示されるプロンプトの「試してみる」をクリックします。
- 「変更を保存」をクリックして、変更を保存します。
- これで、Gmailインターフェースの左側に「チャット」タブと「チャットルーム」タブが表示されるようになるはずです。

Android版のGmailでChatとRoomsを有効にする方法は以下のとおりです。
- Gmailアプリを開き、画面上部のメニューをタップしたら、「全般設定」を選択します。
- リストから自分のメールアカウントを選択します。
- 下へスクロールし、「Chat(早期アクセス)」のチェックボックスを有効にします。
- プロンプトの「試してみる」をタップします。
- これで、Gmailアプリに「チャット」と「チャットルーム」が表示されるようになるはずです。
- このオプションを無効にしたい場合は、同じ設定メニューでこれらの機能のオプションをオフにします。

ChatとRoomsが個人のGmailアカウントで利用可能に
Gmailの標準インターフェースにChatとRoomsの両方があれば、チーム内や個人間のコミュニケーションをより簡単に、すばやくできるようになることはまちがいありません。
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Source: Gmail
Original Article: You Can Now Use Chat and Rooms in Your Free Gmail Account by MakeUseOf