たとえば、Google Meetでオンラインクラスをする時、生徒にグループ毎に分かれてそれまでのクラスの内容を話し合ってほしいとします。
Google Meetのブレイクアウトセッションを使えば、オンラインクラスの参加者を一時的に少人数のグループに分け、話し合うことができます。
ミーティングの前でも、ミーティング中でも、いつでもブレイクアウトセッションを作成することはできますが、いくつか制限があります。
ブレイクアウトセッションを利用できるユーザー
ブレイクアウトセッションの作成と管理は、ミーティングの主催者だけ、またパソコンでのみしかできません。
モバイルでの参加者は、主催者がその参加者を有効にすれば、ブレイクアウトセッションに参加することができます。また、ブレイクアウトセッションの録画やライブ配信はできません。
ブレイクアウトセッションが利用できるのは次のユーザーです。
- G Suite Business
- Workspace Essentials
- Business Standard
- Business Plus
- Enterprise Essentials
- Enterprise Standard
- Enterprise Plus
- Google Workspaceの「Education Plus」
Google Meetでブレイクアウトセッションを作成する方法
- Google Meetで新しいミーティングルームを開く。
- 右上にある「アクティビティ」をクリックし、「ブレイクアウトセッション」を選ぶ。
- 作成するブレイクアウトセッションの数を選ぶ(最大100まで)。
- Google Meetが自動的に参加者を振り分けるか、主催者が手動で参加者の名前を入力もしくは、参加者のアイコンをブレイクセッションにドラッグして、グループ分けをすることができる。
- 「セッションを開く」をクリックして、ブレイクアウトセッションに切り替える。
ミーティングの主催者は、参加者の削除やブレイクアウトセッションの詳細設定、タイマーの設定を追加することができます。
Google Meetでブレイクアウトセッションを終了する方法
- 「セッションを閉じる」をクリックすると、すべてのブレイクアウトセッションが終了する。
- すべてのブレイクアウトセッションを終了していいか確認する。すべてのセッションは30秒以内に終了し、参加者はメインのミーティングルームに戻る。
Googleカレンダーでブレイクアウトセッションを作成する方法
また、Workspaceユーザーは、Googleカレンダーから事前にブレイクアウトセッションを用意することもできます。
※この機能は「G Suite Basic」「Google Workspace Business Starter」「Google Workspace Education Fundamentals」ユーザーは使用できません。

- 「calendar.google.com」に行き、新しい予定を作成する。
- 「Google Meetのビデオ会議を追加」をクリックする。
- 会議の参加者を選ぶ。
- 「会議の設定を変更」をクリックする。
- 左のメニューから「ブレイクアウトセッション」を選ぶ。
- ブレイクアウトセッションの数を選び、参加者を追加する。ドラッグ&ドロップ、もしくは名前を入力するか、「シャッフル」をクリックしてランダムに参加者を分けることができる。
- 「保存」をクリックする。
- Google Meetでミーティングが始まったら、事前に作成したブレイクアウトセッションをいつでも開始できる。
Googleカレンダーに既にあるミーティングに、ブレイクアウトセッションを追加することもできます。
「会議の編集」をクリックし、「予定の詳細 > 会議の設定を変更 > ブレイクアウトセッション」に行きましょう。
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Source: 9to5Google
Brendan Hesse - Lifehacker US[原文]