せっかくの春というのに部屋の中で過ごすことが多い日々です。

もくもくと机に向かって作業するも、ちょっとマンネリ化してきて物足りない気持ちに。
何か良い気分転換法はないかなあと考えて、先日桃の花の枝を買ってきました。
せっかく買った桃の花がしわしわに…

せっかく買ってきた桃の枝でしたが、ただ花瓶に水を入れ挿しだけだとすぐにしおれてしまいました。
どうやらお手入れが必要だったみたいです。

いろいろ調べたところ切り花を長く楽しむのには、霧吹きと生花用ハサミが必要なのだとか。

霧吹きは100均の手頃なものを、刃物は切りやすさを重視して坂源の生花用ハサミ「ハンドクリエーションF170」を購入してみました。
グッドデザイン賞も受賞の確かなクオリティ

2000円超のはさみだけあって、かなりしっかりしている印象を覚えました。
つる型の、非常に手に馴染みやすい形状になっています。
ゆびのかかりもよく、無理のない使い心地で、枝ものもすっぱりと切れ疲れないのが長所です。
革の刃先カバーもついている親切さがとても素敵ですね。
切り花を買ったら、「水切り」と「逆水」を

いざ、水切りをおこなってみます。
切断面に空気が入らないように、洗面器に水を張り、花の茎を沈めて水の中で斜めに茎を切ります。
すごく軽い切れ味であっという間に切断できてしまいました。
フッ素加工が施されていて錆や汚れにつよいところはさすがという感じがします。

このようにほとんど潰れることなくスッパリと繊維を切ることができました。

切り花の場合、次に、逆水をします。
反対に持って葉の裏側に、霧吹きで水をかけていきます。
そして水を含ませた新聞紙などにくるんで涼しい場所で数時間寝かせておくとよいそうですね。
太い枝には、少しずつ切り込みを

次に枝ものを切っていきます。
1〜2cmほどの枝ものはスッパリとはいかないので、すこしずつ切り込みを入れてから、手をひねると折れるように切れます。


折れたらさらに縦に切り込みをいれて、中の綿などをとりのぞきます。
枝ものは水を吸い上げにくいのでこのような念入りな処置をするみたいですね。
これをしていなかったので桃の花がしわしわになってしまったみたいです。
傍らの花に癒される

花瓶に挿してみました。いい感じですね。やはり花があると心が和みます。

花を傍らにしていると座り作業にも身が入るようになりました。
殺風景な部屋の中でも花の鮮度は移り変わっていくので、とても時間の経過を感じます。
手間はかかりますがこれからの季節いろいろな花を楽しめそうですね。
メラミンスポンジ投入で、より自在なアレンジを!

ちなみに花瓶がない場合、コップなどの高さのあるものにメラミンスポンジを詰めると花を立てることができます。
花瓶に挿すだけだと花が上手な方向に向いてくれないこともあるので、これで固定することで自在にアレンジできるメリットもありそうですね。

せっかく花を買うなら少しでも長く飾っておきたいもの。
今回はちょっと背伸びして生花用のハサミを使ってお手入れをしてみたわけですが、思ったより簡単だったように感じます。
花を飾るものの、いつもすぐにしわしわになってしまう……、そんな方はぜひ、坂源の生花用ハサミ「ハンドクリエーションF170」をつかって、季節の花をより長く楽しんでみてはいかがでしょうか。
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Source: Amazon.co.jp、楽天
ROOMIEより転載(2021.3.13公開記事)