「仕事をするうえで、パイロットの「フリクションボール」が欠かせない」という人は少なくないはず。ボールペンなのに書き消しが自由にできるという機能は、特に手帳との相性が良く、リスケをする場合も取消線など引くことなくスマートに書き直すことができます。

また、誤字や書き間違いの多い人(筆者含む)も、日常的に助けられているのではないでしょうか。そんなフリクションシリーズの新製品として11月に登場するのが「Waai」(ワーイ)です。

ノート筆記に最適”ともわれるこの製品は、どこがどう優れているのか? そのポイントを見ていきましょう。

【パイロットの「Waai」はこんな人にオススメ!】

  • 紙のノートや手帳でメモや予定を書き込むことが多い
  • 仕事用や勉強用のノートを見やすく、色分けしたい
  • 握りやすさと色の美しさを兼ねたボールペンが欲しい

紙面が美しくなる新フリクション

新しいフリクション「Waai」(パイロット)のラインナップは、0.5ミリ径のボールペン8色・ラインマーカー6色となっています。

このうちラインマーカーに関してはシリーズ既存の「フリクションライト」の軸替え品ですが、ボールペンはなんと黒を除いた7色が新色インク(なので、今回はボールペンを中心に説明します)

この新色インクには、文章を書くのに向いた視認性の高い筆記色と、目立ちやすいアクセント色がバランス良く含まれています。

さらにラインマーカーと合わせると、ノート紙面がグッと美しくなる仕組み。

なにより書き消しができるフリクションですから、議事録やアイデアスケッチなどの仕事用ノートも、クッキリと濃く読み返しやすいものが効率的につくれるわけです。

一般的に筆記色と言えば黒かブルー、ブルーブラックなどでしたが、「Waai」の筆記色は黒・ミニグレー・サンドベージュの新鮮な展開に

ミニグレーはグラファイトっぽいグレーで、どことなくシャープペンシルを思わせる色合い。

サンドベージュは“ちょっとオレンジがかった焦げ茶”という雰囲気で、筆記色としてはかなり珍しい色味。ですが、メイン筆記色に使うとノートがグッとおしゃれな仕上がりになります。これ、もしかして今後の注目カラーかも

アクセント色も、ターコイズやチークピンクなど近年の人気カラーがそつなく含まれています。

そんな中でも特に気になったのがベルベットレッドすごく濃厚な赤で、目立ち度は間違いなく高いです。

従来のフリクションインクは、消せるという特性上どうしても発色がアッサリしていたんですが、この新しい赤はクッキリ。なんなら今後フリクションの赤を使う場合は代わりにベルベットレッドを使いたいと思うほどでした。

また、数量限定ではありますが、ボールペンの筆記色・アクセント色が各1色とラインマーカー1色の「Waai」3本セットも発売されます

こちらは3色がカラーコーディネートされているため、ただセットで使うだけで手軽におしゃれな紙面がつくれるようになっています。

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握りやすいスリム軸も“買い”です
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