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動画配信サービスとしてすっかり定着した感もある「Amazon プライムビデオ」。テレビにアプリとして内蔵されているものや、PCやスマホでの視聴、そして専用端末である「Fire TV Stick」を使って観る方法などがあります。

今回は、10月18日に発売が開始された「Fire TV Stick」の新機種、「Fire TV Stick 4K(第2世代)」と「Fire TV Stick 4K Max(第2世代)をご紹介します。

「Fire TV Stick 4K(第2世代)」と「Fire TV Stick 4K Max(第2世代)」はこんな人にオススメ!】

  • 4K対応テレビを持っており、もっと快適に動画コンテンツを楽しみたい
  • 「Fire TV Stick 4K Max(第1世代)」と「Alexa対応音声認識リモコン Pro」の良いとこ取りをしたい
  • 自宅のWi-Fiルーターやテレビの買い替えのタイミングでFire TV Stickの購入も検討している

4K対応テレビを持っているなら要チェック!

どのような層に向けられた製品かと言うと、ズバリ「4K対応テレビを持っている人」となります。4K対応テレビは価格帯が比較的高いこともあり、初めから動画配信サービスが利用できるようになっている機種も多いのです。

しかし、発売から時間が経ち、内蔵アプリの動作が重く感じるようになってきたケースでも、今回の新型「Fire TV Stick」はオススメ

もちろん、HDMI端子が付いていれば、4K非対応のテレビやPCモニターに接続して利用することも可能です(テレビやモニターが4K非対応の場合はモニター側の画質となります)。

旧機種との違いは?

左:「Alexa対応音声認識リモコン Pro」/右:「Fire TV Stick 4K Max(第2世代)」
左:「Alexa対応音声認識リモコン Pro」/右:「Fire TV Stick 4K Max(第2世代)」

まずは「Fire TV Stick 4K(第2世代)」。無線LANがWi-Fi 5からWi-Fi 6対応となったほか、GPUやBluetoothのバージョンなどが変更となっています。

【「Fire TV Stick 4K Max(第2世代)」の特徴】

  • 無線LANがWi-Fi 6Eに対応
  • 本体の処理性能が向上
  • ストレージが16GBに増量
  • 新機能「アンビエントディスプレイ」を搭載
  • リモコンに「最近のアイテム」ボタンが追加
  • 丸みを帯びた外観

両機種とも無線LANがより高速な規格へ対応し、体感的な処理速度が僅かながら向上。本体の角が取れ、若干スリムな印象になりました。

特に、容量の大きなアプリをたくさんインストールして使いたい人にとって、「Fire TV Stick 4K Max(第2世代)」の倍増されたストレージが魅力的ではないでしょうか。また、OSに追加された機能として、対応するゲーム機で、ラグを抑える「ゲームモード」が搭載されました。

追加された新機能

新機能の「アンビエントディスプレイ」は、簡単に言えば従来のスクリーンセーバーにウィジェット機能が追加されたものです。

天気やリマインダー、付箋など、現状では5種類のウィジェットが使用でき、2000枚以上の名画や写真を背景に表示することができます。

また、「最近のアイテム」ボタンは、その名の通り、直前に使用していたサービスを一覧で表示するもの。アプリボタンに対応していない、よく使う配信サービスなどを一発で起ち上げることができます

全体としてはマイナーバージョンアップと捉えることができ、旧機種から劇的に変わった点はないように感じます。

ストレージ容量に不足を感じていなければ、急いで第2世代に変える必要はなさそう。でも、4K非対応の「Fire TV Stick」からの買い替えや、第1世代の「Fire TV Stick 4K」から「Fire TV Stick 4K Max(第2世代)」へ買い替えるのはアリなのではないでしょうか。

筆者は旧モデルの「Fire TV Stick 4K Max(第1世代)」と「Alexa対応音声認識リモコン Pro」を組み合わせて使用していますが、細かな差はあれど、「Fire TV Stick 4K Max(第2世代)」に買い替えるほどのことではないように感じました。

逆に言えば、良いとこ取りをしたのが「Fire TV Stick 4K Max(第2世代)」なので、別のテレビで使うような買い増しには最適のモデルかと思います。

使ってみてわかった良いところ

地味にうれしかったのは、丸みを帯びた本体になったこと。旧モデルでは角ばった筐体がテレビのHDMI接続部周囲のパネルに引っかかり、延長ケーブルを使う必要がありました。

新モデルでは干渉することがなく、直接本体を挿せるようになり、テレビ背面がすっきりとしました(テレビの形状によっては、同梱のHDMI延長ケーブルが必要な場合もあります)。

実際に両モデルを使用した印象ですが、「Fire TV Stick 4K(第2世代)」は、「Fire TV Stick 4K Max(第1世代)」より僅かに処理速度が遅く感じられるものの、一般的な使い方では特に不満を感じることはない使い勝手が確保されていました。

また、「Fire TV Stick 4K Max(第2世代)」は、「Alexa対応音声認識リモコン Pro」に近い操作性となっており、4K画質で「Amazon プライムビデオ」を楽しむなら最適のモデルだと感じられました。

今後のアップデートに期待!

少し気になった点も。

新機能の「アンビエントディスプレイ」は、基本的には無操作で一定時間が経過しないと表示されないもので、日常的に目にするものではありません。

また、有機EL(OLED)ディスプレイを採用したテレビでは、長時間の使用で焼き付きが発生する可能性があり、設定画面上でも注意喚起されています。実際の使用シーンを考えると、筆者にはそこまで必要性が感じられませんでした。

そしてもう1つ困ったことが。

設定画面の「ネットワーク」で通信速度を計測すると、なぜか旧モデルである「Fire TV Stick 4K Max(第1世代)」より100Mbps程度遅い速度が表示され、シルクブラウザから速度計測サイトで測っても1割ほど遅い速度となっていました。

Wi-Fi 6環境での接続でしたが、内蔵チップやOSのバージョンが変わったこともあり、まだ最適化が追い付いていないような印象。実際の動画再生では読み込み速度に差が感じられませんでしたが、今後のバージョンアップなどで改善されることを期待しています。

どんな人にオススメ?

今回、新発売された2モデルとも、動作はキビキビとしており、対応するWi-FiやBluetoothの規格も新しいものとなりました。

買い替えや買い増ししても充分満足できると思いますし、テレビに内蔵されたアプリが重く感じるようなケースでは特にオススメです。

その一方で、「Fire TV Stick 4K Max(第1世代)」と「Alexa対応音声認識リモコン Pro」を既に持っている場合は、あまり恩恵が感じられないかもしれません。

自宅のルーターを最新規格に対応したものに交換したタイミングで買い替えたり、ソフトウェアアップデートなどで新型「Fire TV Stick」自体が熟成するのを待ってみるのも1つの購入タイミングかもしれませんね。

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Source: Amazon.co.jp