後で見返したい情報をオンラインで見つけたとき便利なのが「後で読むもの」リストです。

気になるページをすべて一箇所にブックマークすることで、仕事の集中を切らさずにすみます。

今回は、Notionで「後で読むもの」リストを作成する手順をご説明します。

【今日のワークハックはこんな人におすすめ!】

  • Notionをもっと自分好みにカスタマイズしたい人
  • Notionでブックマークリストを作りたい人

今日のワークハック:Notionでブックマークを一箇所に集約して管理を楽にする

ステップ1:データベースを作成する

Screenshot: ライフハッカー・ジャパン編集部 via Notion
Screenshot: ライフハッカー・ジャパン編集部 via Notion

まずは、Notionのデータベースを作成します。ここに入力内容がすべて保存されるため、適切な列を使って正しく作成するのが大切。データベースの作り方は以下の通りです。

1.Notionのツールバーで「新規ページ」をクリックして新規ページを作成する。

2.新規ページに名前を付ける。

3.最初の行に「/database」と入力して「データベース–インライン」を選択。これで新しいデータベースのテーブルが作成される。

4. 新しいテーブルに名前を付ける。

Screenshot: ライフハッカー・ジャパン編集部 via Notion
Screenshot: ライフハッカー・ジャパン編集部 via Notion

5.テーブルのヘッダーにある「+」ボタンで、必要なプロパティを適切なフィールドのタイプで追加する。便利なプロパティには以下のものがあるが、必要に応じてさらに追加することが可能。

  • 名前(これが基本のプロパティ。デフォルトのタイプは「タイトル」となり、これは変更できない)
  • リンク(タイプ:URL)
  • タグ(タイプ:マルチセレクト。保存するページの種類によってタグのオプションを設定可能)
  • お気に入り(タイプ:チェックボックス)
  • 最終更新日時(タイプ:最終更新日時)

また、アイコンや絵文字を追加してテーブルの見た目をさらに魅力的にすることもできます。

ステップ2:ダッシュボードを設定する

Notionのデータベースビューには種類がたくさんあります。エクセルのようなテーブル方式でリンクを並べてもいいのですが、ギャラリービューを使えばリンクが個々のブロックとして表示されます。

使いやすいダッシュボードの作り方は以下の通りです。

Screenshot: ライフハッカー・ジャパン編集部 via Notion
Screenshot: ライフハッカー・ジャパン編集部 via Notion

1.テーブル名の横にある「+」をクリックして新しいビューを追加する。

2.ビューの名前を右クリックして「ビューの編集」をクリックし、ビューのプロパティを表示する。

3.レイアウトを「ギャラリー」に変更する。

4.「プロパティ」のリストで、カードに表示させたい内容に応じてプロパティを表示または非表示にする。

ステップ3:手動でエントリーを追加する

Notionのセットアップが完了したら、データベースにページを保存していきましょう。


Screenshot: ライフハッカー・ジャパン編集部 via Notion
Screenshot: ライフハッカー・ジャパン編集部 via Notion

1.ダッシュボードの「新規」ボックスをクリックする。すると新しいエントリーが作成され、そのエントリーのページが開く。

2.保存したいデータ(タイトル、URL、タグなど)を入力する。

3.ページを終了すると、追加した新しいエントリーがダッシュボードに表示される。

ステップ4:Noitonのプラグインと連携する

1. Notion Webクリッパーと連携して、ブックマークを登録していく

Notion Webクリッパーは、Notionが公開しているブラウザ拡張機能で、インターネット上のどこからでも Notionのページを自動的に作成できます。コンテンツの種類に応じて、ページの内容や保存されたリンクの最新版も表示されます。Notion Web クリッパーを使用するには、次の操作が必要です。

1.ダウンロードする:Notion Safari | Google Chrome | Firefox(無料)

2.ウェブページを保存したい時にNotion Webクリッパーの拡張機能アイコンをクリックする。

3.「追加先」フィールドでデータベース名を選択。

4.必要に応じてブックマーク名を変更する(自動ではページヘッダーがタイトルとなっている)。

5.「ページを保存」をクリックする。

【注】Notion Webクリッパーでは、テーブルの「タイトル」と「リンク」のフィールドのみ入力されます。残りのフィールドを入力するには、ダッシュボードに戻る必要があります。

2. Notionのプラグインを使ってエントリーを保存する

「Save to Notion」は、仕事の効率化に広く使用されているサードパーティーのブラウザ拡張機能です。これを使うと、ブラウザから直接ページを保存してNotion上にそのページの最新版を作成することもできます。使い方は以下の通りです。

1.ダウンロードする。Save to Notion Google Chrome | Firefox (無料)

2.「Save to Notion」の拡張機能アイコンをクリック。

3.「Add a Form」をクリックして新しいフォームを作成する。

4.手順に従ってコンテンツを追加したいページを選択し、保存中に編集したいフィールドをカスタマイズする。

5. ページを保存するには、「Save to Notion」の拡張機能アイコンをクリック。

6.作成したフォームを選択。

7.ページの詳細を入力して「Save Page」をクリックする。

Notionで「後で読むもの」リストを作成する際の注意点

  • 拡張機能を使ってウェブページを追加すると、Notion が自動的にページから画像を抽出してサムネイルとして使用します。
  • 手動で入力する場合、空白のカードが好みでなければ手動でページに画像を追加でき、それがサムネイルとして表示されます。
  • 誰かとNotionデータベースを共有したい場合は、「共有」ボタンを使ってシェアできます。そうすると、希望する共同作業の方法に応じて相手の権限レベルを設定することもできます。

Notionでお気に入りのページやブックマークを整理する

Notionでリストを作成する第一歩を踏み出せば、おもしろい記事や動画を見逃すことはもうありません。Notionは、ニーズにぴったりのデータベースを作るのに最適です。

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Original Article: How to Create a "Save for Later" List in Notion by MakeUseOf