BraveはChromeの優れた代替えとなるブラウザで、広告ブロッカーや匿名化したTorブラウザのような機能を内蔵しています。Chromeと同じくらい高速で、設定を少し変更すれば、Braveのプライベート性をさらに高めることもできます。

しかし、Braveにはブラウジング体験を大きく向上させる隠し機能があり、ノートパソコンのバッテリーを節約したり、リーダー・モードにアクセスすることさえ可能です。

ここでは、絶対に知っておくべきBraveの隠し機能を5つ紹介します。

【今日のワークハックはこんな人におすすめ!】

  • ChromeやSafari以外のブラウザの選択肢を探している人
  • Braveを使いこなせていないと感じている人

今日のワークハック:Braveの秘密機能を使ってブラウジング体験を最大化する

1. URLからトラッキング情報を削除する

ネットでリンクをコピーすると、リンクの後ろにトラッキング情報がたくさん付与されていることに気付くかもしれません。

Webサイトは、これにより、リンクがクリックされた場所(デスクトップのブラウザ、Androidアプリなど)を判定し、目的のページにどのようにしてたどり着いたのかを判別します。

単にURLをコピーするだけなら、その情報を保持する必要はありません。

Braveには素晴らしい機能があって、リンクをコピーするときにトラッキング・パラメータを削除できます。

この機能を利用するには、Braveでリンクを右クリックして「クリーンリンクをコピー」を選択します。残念ながら、bit.lyリンクのような短縮URLを経由したトラッキングを処理することはできません。

2. 利用不可のフォームにペーストする

申し込みや問い合わせフォームに、コピーやペーストを禁止しているWebサイトがあります。セキュリティ機能として推進されていますが、実際には使い勝手が悪くなるだけです。

そのようなフォームでは、Braveで右クリックをして「強制的にペースト」することで制限を回避できます。

右クリックを不可としているサイトもあります。Enable right click拡張機能をインストールすると、この厄介な右クリックのブロックも逃れられます。

3. アーカイブされたウエブページへのアクセス簡略化

リンク切れとなったリンクをBraveで開くと、Wayback Machineのサイトに移動してそのページのアーカイブをチェックするかどうかを尋ねる親切なプロンプトが表示されます。手動でもその処理は可能ですが、Braveのプロンプトだとワンクリックで操作できます。

4. ノートパソコンのバッテリーを節約

Braveにはノートパソコンのバッテリーを長持ちさせるための機能があります。あちこち移動して仕事をする場合にはうれしい機能です。

エネルギーセーバーと呼ばれており、バッテリーの残量が設定値以下になった場合に自動的に有効になります。エネルギーセーバーはブラウザのバックグラウンド・アクティビティを制限し、スムース・スクロールのような視覚効果を減らします。

この機能を有効にするには、Braveの右上にある三本線のメニューをクリックし、設定を開きます。左ペインの設定タブをクリックし、パワーの下にあるエネルギーセーバーを有効にしてください。

その下にはバッテリー残量が20%になるとエネルギーセーバーを自動的に有効にするオプションと、ノートパソコンのコンセントを抜いたときに有効にするオプションがあります。どちらかを選択すれば、ブラウザに任せればOKです。

5. 気を散らさずに記事を読む

Braveで記事を開くときに、スピードリーダー機能を使えば気を散らすことなく読むことができます。リーダーモードと同じ機能で、テキストを集中して読める機能です。

この機能を利用するには、Brave 設定 > デザインで画面下へスクロールして、スピードリーダーを有効化してください。

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