読書好きにとって永遠の課題、読みっぱなし問題。読書中に付箋を貼ったりKindleでマーカーを引いてもそのまま放置している方、多いのでは?
8月にリリースされた『biblog(ビブログ)』は “言葉” に着目したユニークなアプリ。記録・記憶に残したい言葉をキャプチャして保存し、自分専用の言葉コレクションをつくることができます。
当初「読書からの引用・学びを手軽に記録&復習するアプリ」として使いはじめたのですが、集めた言葉を見返すことで、それ以外にも多くの効用があることを強く実感。学びの定着、また内省ツールを探している人にもオススメです。
【『biblog』はこんな人におすすめ!】
- 本や記事、紙媒体などで気になった言葉や覚えておきたいことを一括で管理したい
- 本などから学んだ内容をデジタル管理していつでもどこでも見直せるようにしたい
カメラをかざして文字情報を自動読み取り
『biblog』はアナログな本、新聞、街中の看板までさまざまな媒体から気になった言葉を記録・保存することができます。

特に有効なのが紙の本からの言葉を保存するとき。カメラをかざしてスキャンするだけで文章を自動読み込みしてくれます。

次に、本の裏側にあるISBN(バーコード)をカメラで読み込むと、自動で書籍情報がアプリ内のブックリストに追加。Kindle本の場合は手入力で書籍情報を入力します。

あとは任意でMEMOやページ数、タグ(自由に生成可能)を追加して登録完了! 所要時間は約1分ほど。
手軽に文字情報をデジタル化できるので、読書中に付箋を貼ったりメモを取る代わりにここで言葉を記録することが増えました。
アプリを使い続けて実感した4つの効用
数週間使い続けるうち、学びが実践につながる感覚とともに当初は想定しなかった効用を実感しています。
1. 学びを定期的にリマインドする習慣ができる
読書が読みっぱなしで終わる理由の1つは学びをリマインドする機会がないから。
私の場合、書籍(紙・Kindle)、メディア記事、ニュースレターなどから学びを得たフレーズをbiblogに放り込んでおくことで、まず学びを一元管理する場所ができました。
集めた言葉は見やすく保存されるため、SNS感覚でアプリを開き、自分の言葉コレクションを見返す習慣が定着。結果、学びをリマインドする頻度が上がり、仕事、プライベートでその内容を意識する場面が増えたように思います。

2. 自身の学びの傾向が可視化できる
あらゆる媒体から集めた言葉を眺めることで、これまでの自身の学び(の傾向)を掴むこともできます。
筆者は普段から教養書に近い書籍を選ぶ傾向があり、biblog内のコレクションには具体的なビジネススキルやハウツー(ライターであればウェブライティングやSEOにまつわる知識)に関する言葉がゼロなことに気づきました。
今回学びの傾向が可視化できたことで今後インプットが必要な分野を見極めるヒントになりそう!
>>「biblog」ダウンロード(無料)はこちら:App Store/Google Play