Googleドキュメントやスプレッドシートで、「@」を入力すると表れるメニュー。気になっている方もいるんじゃないでしょうか。
予定やファイルなどのリッチな情報(スマートチップ)やフォーマット(構成要素)から効率よくドキュメントを作成したりも可能です。
本記事では、この「@メニュー」を使ってできることをまとめてご紹介していきます。
【今日のワークハックはこんな人におすすめ!】
・効率よくドキュメントを作成したい人
・ドキュメントにアクショナブルな情報を埋め込みたい人
今日のワークハック:Googleドキュメントで入力ストレスを軽減する

Googleドキュメントやスプレッドシートで「@」を入力すると、上の画像のようなメニューが表示されます。これが@メニュー。
直近にやりとりしたメールアドレスや使ったドキュメント、Googleカレンダーの予定が表示されるほか、「スマートチップ」や「構成要素」といった項目が並んでいるのがわかります。@メニューで挿入できる主な項目について、以下で解説していきます。
1. 「ユーザー」情報を埋め込む

WordやExcelにはない「スマートチップ」の機能。使いこなすことで、情報を盛り込んでも文字で溢れないシンプルな見た目のドキュメントが作成可能になります。また、ワンクリックで会議メモが作成できるなどアクショナブルなのもポイントです
例えば、@以下にメールアドレスを指定することで、メールアドレス(あるいはGoogle Workspace上のユーザー名)が埋め込まれ、サイドバーからそのままドキュメントの共有設定もできるように。
スマートチップにマウスオーバーすると、簡易的な情報がポップアップするのが特徴で、こちらをクリックして詳細情報のチェックやアクションが可能です。
2. 日付を埋め込む

高頻度で使いそうなのが、ドキュメントに日付を挿入する機能です。今日の日付けと時間を入力する際には@の後に指定時間を入力。例えば「@21」と入力すると、今日の日付+21:00との候補が表示されます。
日付だけにしたいときは、スマートチップをクリックして「時間を追加」のチェックをはずせばOK(Googleのヘルプページによると、“@今日”などが利用できるようですが、筆者の環境では機能しませんでした)。
挿入されたスマートチップにマウスオーバーし、そのまま会議を予約することも可能です。
ちなみに、@メニュー上の「日付」項目をクリックして、カレンダーから日付を指定するやり方も用意されています。
3. プルダウンの設定をする

共有ドキュメントにレビューのステータスやアクションの選択肢を挿入するのにも、@メニューが便利です。
@メニューには「プルダウン」の項目があり、プリセットのプルダウンメニューをクリックして簡単にドキュメント上に展開できます。もちろんプルダウンメニューを自作することも可能で、「+」ボタンから行ないます。
4. タスクを割り当てる

@メニューを使ってドキュメント上にタスクを立てると、直接メンバーが割り当てられます。メンバーにはメールで通知が飛ぶので共有もスムーズです。