大人になってもっとも大変なことの1つは、慢性的な疲労感と闘うことです。私たちが絶え間なく疲労感を感じるのには、理由があります。
それはストレスや睡眠不足によるものですが、そうした明白な理由に加えて、ここでは疲労を助長する意外な習慣と、その解消方法をご紹介します。
1. 感情移入してしまうテレビ番組を見る
感情が高ぶると、たとえそれが良い感情であっても、疲れてしまいます。
そして、すでに神経が高ぶっていると、精神的疲労や燃え尽き症候群の原因となります。
多くの人が、感情が高ぶるとどれほど疲れるか認識していますが、テレビを見ながらそんなことはおそらく考えないでしょう。しかし、それは意識すべきことなのです。
続きが気になってしょうがない小説を読みはじめたり、ハードな新番組を見はじめたりするときには、それに耐えられるだけの精神的エネルギーが自分にあるかどうか考えてみましょう。
そして、無理だと思ったら、今はやめておきましょう。
2. 雑然とした環境にいる
散らかったデスクで仕事をしていたり、散らかった部屋で寝ていませんか。
散らかっている環境にいると気力が失われます。必要なときに必要なものが見つからないだけでなく、心の中のToDoリストにも場違いなものがたまっていき、ますます疲れる1日になってしまいます。
朝、ほんの数分かけてデスクを片付ければ、残りの1日を気持ちよく過ごすことができます。
3. やりかけのタスクを抱え過ぎている
やりかけのタスクが多過ぎると、心が散らかっているのと同じになります。やりかけの小さなタスクが何十個もあると、それを片付けるまで1日中エネルギーを消耗してしまいます。
大したことがないタスクなら、さっさと片付けて邪魔にならないようにしましょう。あまりにも数が多い場合は、「ToDoリスト破産」を宣言して、白紙に戻すことも検討してみてください。
そして、もう一度やり直すときには、優先順位を意識しましょう。
ToDoリストの中には、重要なものもあれば、中程度に重要なものや、時間を割く価値がないものもあります。ToDoリストを書き出すときには、本当に必要なタスクか数秒かけて確認してみてください。
4. トレーニングをさぼる
疲れていると、ついトレーニングをサボってしまうことがあります。しかし、その場では正しい判断だと思っても、トレーニングを続けることで総合的なエネルギーが向上することが多いものです。
疲れ過ぎているからトレーニングをやめようかなと思っている人は、自分の判断がその日の生活や長期的な目標にどのような影響を与えるかを考えてみてください。
そうすれば、頑張ってトレーニングして良かったと思うことになるでしょう。