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85万部突破のベストセラーとなった前作から約9年、今年4月に出版されたのは田村耕太郎さんによる頭に来てもアホとは戦うな! 賢者の反撃編』(朝日新聞出版)

ここで言う「アホ」とは? 1ミリも減らすことなく「めんどくさいヤツ」に反撃するとは? 本書を紐解き、他人に振り回されないための方法を紹介します。

「アホ」とは戦わずに戦おう

苦手な人ほどうまく利用して自分の味方につけるといった人の動かし方を説いた前作『頭に来てもアホとは戦うな! 人間関係を思い通りにし、最高のパフォーマンスを実現する方法』に対し、本書で解説しているのはアホと戦わずに戦う方法と、自分自身がアホにならない方法

ここで言う「アホ」とは、自分の時代さえよければいいと考える権力者。その対象は、政治や社会はもちろん、そして会社や組織にも存在します。

アホはポジション、資金力、権力を使って邪魔してくる。昔からアホが駆逐されないことには根拠があるのだ。そこからアホと戦うことがどんなに割に合わないかを思い知らされるだろう。

(『頭に来てもアホとは戦うな!賢者の反撃編』17ページ)

アホとの戦いは消耗戦となるため、「戦わずに戦う」ことが重要だと田村さん。どういうことでしょうか。

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アホの弱点は?「アホの対処法」4つ
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