職場の生産的な雰囲気は、モチベーションを保つのに驚くほど効果があります。
しかし、リモートで働いていると、職場のような環境がなく、仕事とプライベートの境界線が曖昧になったり、さらにはなくなったりもします。
リモートで働くことで、仕事への取り組み方をより自分でコントロールできるようになるかもしれませんが、自由度が増すことで、チーム内のコミュニケーション、時間管理、セキュリティに関して問題が起こることもあります。
ありがたいことに、自宅で仕事をしていても、パフォーマンス高く保てるよう手助けしてくれるiPhoneアプリがあります。
1. Google Keep

「Google Keep」は、短期から中期のタスクを整理する簡単な方法を探している人にピッタリのツールです。
このアプリは、自分の考えを画面に表示しなければならないリモートワーカーに最適です。
文字、音声、写真、メモなど複数のプラットフォームで、大きなタスクを細かなアクションに分解することができます。
また、リストを整理する以外にも、Googleのサービスや製品を広範囲に統合し、リモートの仕事中に使う可能性のある様々な端末で機能します。
さらにGoogle Keepは、個人にとって便利なだけではありません。共同作業のツールとして、全員でやる必要があるタスクの強力なオプションになります。
ダウンロード:Google Keep(無料)
2. Trello

機能の豊富なツールキットが必要なリモートワークのプロジェクトには、「Trello」が便利です。
カンバン方式のアプリを使うと、Trelloのプロジェクト管理を可視化する方法が、どんな規模のタスクにも対応できることに気づくでしょう。
「ボード」は包括的にプロジェクト管理するもので、「リスト」と「カード」の両方が入っています。「リスト」は具体的なタスクを入れるもので、「カード」は実行可能なタスクです。
この他に、リマインダー、ラベル、ファイルサポート、共同作業ツール、クロスプラットフォームの統合など、品質が保たれたプロジェクト管理ソフトにあってほしいと思う基本機能やツールも、Trelloにはあります。
これが、Trelloが業界標準のプロジェクト管理ソフトと言われる理由であり、リモートワークに欠かせない秘密兵器の1つである理由です。
ダウンロード:Trello(無料・アプリ内課金あり)
3. IFTTT

「IFTTT(If Then This That)」は、ワークフローをさらに自動化する“入り口”です。通常ではできないやり方で、アプリが連携できるようになります。
IFTTTは、いわゆるサービスのアクションに基づいて動作します。IFTTTが連携させられるのは、アプリやWebベースのプログラムで、それぞれのアクションはトリガーと言います。
たとえば、特定の送信者から添付のあるメールを受け取ったら、IFTTTがDropboxに添付を特定のフォルダに保存するよう指示することができます。
このような指示をIFTTTのアプレットと言い、自分の好きなようにシンプルにも複雑にもできます。リモートで働く日は、このアプレットを賢く使って、単調な作業を減らしましょう。
ダウンロード:IFTTT(無料・定額制あり)
4. TimeCamp

「TimeCamp」の見た目が整然としてきれいなので、どれほどのアプリが入っているかを知ったら驚くかもしれません。タップするだけで、TimeCampであなたの時間を記録することができます。
「Trello」と同じように、仕事を細かなタスクに分解したり、プロジェクトを構成する様々なものが完了するまでにかかった時間を記録したりできます。
自動的に時間が報告されるので、これらのタスクに費やした時間を全体的に把握することができます。不確かなタイムシートや、時間を計測する様々な「不完全な手段」を使う時代は終わりました。
ほぼすべてのアプリと同じく、TimeCampもクロスプラットフォームで動作し、100以上のサードパーティーのアプリとも統合します。
TimeCamp自体がリモートワークの生活に統合されるのであって、その逆ではありません。
ダウンロード:TimeCamp(無料・定額制あり)
5. Bitwarden

「Bitwarden」は、無料でオープンソースの素晴らしいパスワード管理アプリです。Bitwardenは、標準的なエンドツーエンド暗号化とソルトでのハッシュ化で、複数のプラットフォーム間で認証情報を守ります。
Bitwardenは、パスワードだけでなく、その他のメモの安全な保存にも対応しています。「完全透明性の精神」で、セキュリティ能力については非常に突出しており、ソースコードはすべてGitHubにホストしています。
Bitwardenは、オフラインにはまったく対応していないかもしれませんが、デスクトップとモバイル両方のプラットフォームで無料で操作できることで帳消しになります。
複数の認証形式、クラウド同期、独自のサーバーでBitwardenをセルフホストできるなど、リモートで安全でいられる最高のパスワードマネージャーです。
ダウンロード:Bitwarden(無料・定額制あり)
6. Freedom

リモートワークをしていると、気が散るものがたくさんあります。気が散るものが一番たくさんあるデバイスで毎日仕事をしていると、外部の助けが必要になるかもしれません。
「Freedom」が、気をそらすものをブロックする他のアプリよりも突出しているのは、様々なデバイス間で同時に使えるところでしょう。
iPhoneで気が散るものをブロックするだけでなく、デスクトップパソコンでもブロックできます。パソコンではFacebookにアクセスできないようにしていても、iPhoneで見られるのでは意味がありません。
Freedomは、別のVPNで操作するアプリやWebサイトのブラックリストを作成することができ、一定期間それらのプログラムへのアクセスをブロックします。
ポモドーロなど既存の生産性ルーティンとFreedomを組み合わせれば、仕事の習慣にさらにメリットがあります。
ダウンロード:Freedom(無料・定額制あり)
7. Headspace

リモートワークでもストレスが溜まりますよね。同僚やいつもの環境から離れて仕事をしていると、仕事のルーティンも崩れてきます。たまにZoomが誤作動するようなことが重なると、1日の終わりには精神的に参っていることも。
そんな状況の時に「Headspace」は役立ちます。瞑想やマインドフルの呼吸法のような、健康的な習慣を求めている初心者が、日課に取り入れられるようになる手助けをします。
温かみのあるインターフェースと親しみやすい構造のおかげで、すぐに意識が現実から離れたり、特定の悩みのはけ口が見つけられるはず。
また、Headspaceは、呼吸と落ち着いた状態だけが幸せの手段ではないことを理解しています。「Move Mode」を使うと、イスから離れた簡単なストレッチや、自宅の仕事場でもできるようなエクササイズをさせてくれます。
基本機能は無料ですが、定額料金を支払えばさらにセッションやパックを使うことができますよ。
ダウンロード:Headspace(無料・定額制あり)
自宅でもっと賢く安全に働こう
今回ご紹介したiPhoneアプリは、シームレスなリモートワークの環境に欠かせないツールの一部です。このような素晴らしいアプリを使えば、社会人としての健康と個人の幸せを維持しながら、さらに生産的なリモートワークのルーティンを行えるでしょう。
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Source: App Store
Original Article: 7 Must-Have iPhone Apps for Anyone Working From Home by MakeUseOf