職場で働く人たちは皆、人生経験も成長度も心の知能指数もそれぞれ違っています。長年の権力構造や、組織的な不平等に対する理解も異なります。そうした違いがもっともわかりやすく現れるのが「自分だけは特別である」といった態度です。

世の中には、周りから反論されることがほとんどないまま人生を送る人がいます。

そういう人は、自分は何か特別な人間なのだと何の疑いもなく思い込んでいることが多いものです。自分の意見はそもそもほかの人の意見より価値があり、いかなる評価や批判も受けないのだと勘違いしているわけです。

そのように自分は特別だと思っている人と働いた経験がある人なら、そういう人と一緒に働くのは簡単ではないとご存じでしょう。

この記事では、自己中心的な同僚とうまくやっていくための専門家からのアドバイスをいくつかご紹介しましょう。

「自分は特別」と思っている人と関わるのは難しい

自分だけは特別と思っている人は、他人から不当に個人攻撃されたと受け取ると(たとえそれが事実でなくても)、あなたの言うことを受け入れなくなるか、聞く耳すらもたなくなる可能性が高いです。

こういう人と関わり合うのは、特に難しいことです。どうつきあっていけばいいかわからないという人は、専門家がすすめる次の方法を試してみてください。

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自己中心的な職場の人間とうまく付き合う3つの方法
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