職場の同僚や上司から「困った人」だと思われるのは、辛いことであり、絶対に避けたいもの。皆さんも、普段から自分の行動や言動には注意を払っているものと思います。
しかし、困った人にはいろいろなタイプがあるので、自分では意識していなかったところで同僚・上司を困らせているかも…。
そこで今回は職場の困った人5タイプの特徴と、そうならないためにできることをご紹介します。
1. 話を聞けてない
ちゃんと言ったことに返事をしている、メモも取っている。なのになぜか、言ったことの趣旨を理解していない。
そういう「聞いているのに聞いていない人」になってしまうと、信頼を失い、仕事を任されなくなってしまうので要注意。
なぜそういう人は、正しく内容を聞くことができないのか? それは、自分の認識できた部分を切り取って話を聞いているからです。
そうならないためには、「相手が何を伝えようとしているのか?」「この会話の意味は?」など、考えることもセットで聞くという行為を捉えるようにしましょう。
ちゃんと話を聞くためのヒントを下記記事で紹介しています。
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2. 無意識にマウンティング
マウンティングが相手に不快感を与えることを理解している人は多いでしょう。
しかし、理解していてもつい無意識にやってしまい、あとから振り返って「あれってマウンティングだったかも」と気づくこともあります。
どうすれば、無意識のマウンティングを防ぐことができるのでしょうか?
マウンティングの背景には「自己肯定感の低さ」があります。他者からの承認を求める気持ちが、無意識のマウンティングとなって現れてしまうのです。
なので、マウンティングをやめたい場合は一度、自分の気持ちと向き合い、メンタルやマインドから改善していくのが効果的。
詳しい改善策は下記記事をご覧ください。
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3. 「自分の意見が絶対」なベテラン
経験を重ねると、たくさんのことを人に教えられるようになりますし、後輩が間違ったことをしようとしている時、それを正すこともできます。
しかし、一方で自分が経験したことの正しさに固執するようになると、たちまち迷惑な、いわゆる「老害」となってしまいます。
そうならないためには、常にオープンなマインドを持ち、そして自分の感覚や知識をアップデートし続けていく姿勢が大切です。
下記記事では、柔軟な思考を失わないために日常的にできることを紹介しています。
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4. 勝手に職場の自警団
職場にはルールが必要ですし、それが守られていない場合、誰かが指摘しなければならないのは確かです。
ですが、それが度を越して自警団と化してしまったら要注意。
本質を見失い、ルールを守らない人への怒りに突き動かされ、同僚が「いつかルールを破るに違いない」と常に目を光らせている…そんな自警団になってしまったら、もはや職場の厄介な存在に仲間入りです。
自分の行動が度を超えていないか、下記記事でチェックしてみましょう。
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5. 話さずにはいられない
積極的にコミュニケーションを取っていくのはとても良いことですが、絶えず話し続けてしまうのは問題です。
会話は親密さを高めてくれる一方、過度になると相手に煙たがられたり、失言を招きチャンスや信頼を失う原因にもなります。
口は災いの元とわかっていても、話すのをやめられないのなら、それは「トーカホリック(Talkaholic)」かもしれません。これは、どんな時でも話さずにはいられない衝動を感じて、黙ってはいられない人のことを指します。
思い当たる節があったら、まずは沈黙に慣れることからはじめてみましょう。
下記記事ではトーカホリック度診断テストが受けられます。
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困った人にならないために一番大切なことは、当然ながら仕事をしっかりこなすことです。
あくまで職場は目標というゴールに向かって、多くの人が協働する場所。他人に迷惑をかけることなく、しっかり仕事ができていれば、誰もあなたのことを困った人だとは思わないでしょう。