Appleは本日9月13日未明に行なわれたいAppleイベント「Wonderlust」で、新しいiPhone 15と15 Plusを発表しました。
今年で2年目となるAppleイベントでは、iPhone miniを廃止し、より大きなiPhoneを発表。どちらのiPhoneを選ぶべきか迷っている方向けに、2つの違いを見てみましょう。
最大の違い:ディスプレイの大きさ
iPhone 15と15 Plusの最大の違いはディスプレイサイズ。
iPhone 15は6.1インチのOLED Super Retinaディスプレイを搭載。より大きな画面のスマホがほしいなら、iPhone 15 Plusは6.7インチのディスプレイを搭載しています。
この2機種の画面の最大輝度は、屋外では2000ニトです(標準 1000ニト、HDR 1600ニト)。
サイズ詳細

iPhone 15
高さ5.81インチ(147.6mm)×幅2.82インチ(71.6mm)×奥行き0.31インチ(7.80mm)。
重さは6.02オンス(171g)。
iPhone 15 Plus
高さ6.33インチ(160.9ミリ)×幅3.06インチ(77.8ミリ)×奥行き0.31インチ(7.80ミリ)。
重さは7.09オンス(201g)。
ノッチから「Dynamic Island」へ
どちらにも、昨年のiPhone 14 ProとPro Maxで初めて導入された「Dynamic Island(ダイナミックアイランド)」が搭載。
「Dynamic Island」は、iPhone X以降のすべての標準的なiPhoneに搭載されている「ノッチ」に代わるものです。
iPhoneのディスプレイ上部付近にある錠剤型の切り抜きで、アプリのデータやライブ・アクティビティを見ることができます。
防塵・防水性能は同じ
iPhone 15と15 Plusは、どちらもIP68等級の防水・防塵性能を備えており、最大19フィート(6m)の水中に30分間まで沈めておくことができます。
バッテリーはiPhone 15 Plusのほうが長持ち
より大きなバッテリーは、iPhone 15 Plusを検討するもう1つの理由かもしれません。
AppleはiPhoneのバッテリー容量を明らかにしていませんが、iPhone 15は「1日中」バッテリーが持ち、iPhone 15 Plusはより長持ちするとしている。
プルセッサはどちらもA16 Bionic:iPhone 14 Proと同じ
どちらのスマホも、昨年のiPhone 14 Proで初めて導入されたAppleのA16 Bionicチップを搭載しています。
A15チップからどう変わる?
iPhone 14と14 Plusに搭載されたA15チップと比較すると、より優れたパフォーマンスと電力効率の改善が約束されています。
これらのチップセットは、6コアのCPUと5コアのGPUを搭載。どちらのスマホもストレージは128GBからで、より大きいストレージオプションを購入することも可能です。
ついにLightning卒業! ポートは待望のUSB-Cへ…
iPhone 15と15 Plusは、従来のLightningポートの代わりにUSB-Cポートを搭載しました(!)。
2007年に初代iPhoneが発売されて以来、スマホに独自のポートを採用してきたAppleにとって、これは急進的な転換と言えるでしょう(AirPodsにもUSB-Cのサポートが追加され、AppleはUSB-Cコネクタを備えた有線ヘッドフォンEarPodsも販売する)。
カメラ性能は同じアップグレード
iPhone 15と15 Plusは、同じデュアルカメラセットアップを採用。
開口部F1.6、4800万画素のプライマリカメラと、開口部F2.4、1200万画素の超広角レンズを搭載。フロントカメラも同じTrueDepthを搭載しています。
カメラ性能の高画質化が止まらない!
どちらのモデルも(少なくともAppleによれば)、これまで以上に優れた写真を撮ることができる画像処理技術を備えています。
iPhone 15では、同じF1.6アパーチャーのプライマリ リアカメラを使って、12MPの望遠写真の撮影が可能。フル解像度4800万画素写真、画質とストレージのバランスがとれた2400万画素写真、2倍ズームの1200万画素望遠写真から選択できます。
そのほかのアップグレードは?
「カメラ」アプリは今年、いくつかの重要なアップグレードも施されています。
ポートレートモードでは、フォーカスと深度を手動でコントロール可能になりました。
そうそう、ポートレートを撮るのにポートレートモードである必要もないのです。iPhone15は、標準モードでもポートレート撮影に必要な情報をキャプチャするので、必要であれば後処理でエフェクトをかけることができます。
緊急SOS
昨年の衛星経由の緊急SOSに続き、iPhone 15は 「ロードサイドサテライト(衛星経由のロードサイドアシスタンス)」をサポート。
Wi-Fiやスマホの通信圏外でも、緊急SOSの便利なインターフェースを使って、必要な際にAAAにテキストメッセージを送ることができる(米国のみ)。
カラバリは5色!

iPhone 15とiPhone 15 Plusには、ピンク、イエロー、グリーン、ブルー、ブラックがあります。
価格と予約開始・発売日は?
iPhone 15は12万4800円(128GB)から、iPhone 15 Plusは13万9800円(128GB)から。それぞれ128GB・256GB・512GBのストレージを提供しています。
9月15日(金)から予約可能で、9月22日(金)から購入可能です。
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Source: Apple