昨夜読んだ、カントリーシンガー・オーヴィル・ペックの言葉は心に響くものでした。それは次のような言葉です。
スクランブルエッグは卵が好きでない人のためのものだ。
「たしかにそうかもしれない」と私は感じました。
卵の白身はご存知のとおり、ほとんど味がなく、ほぼ純粋なタンパク質です。
より味わいを楽しむために、私は卵をハーブ、パン粉、チーズなどの風味豊かな材料の上に焼くのが好みです。細かく切ったチェダーチーズは私にとって定番で、素敵なフリーコ(イタリアの郷土料理)になります。
ですが、今回おすすめする「フェタチーズ」はほかにない味わいを与えてくれます。

フェタチーズを自分でつくるか、店で購入するかに関係なく、塩辛い羊の乳チーズは焼いた卵の白身に、個性的な味わいをもたらします。
単なるチーズの味わいだけでなく、塩気と酸味、そしてクリーミーさがあり、フライパンでカリカリに焼けます。卵の白身に必要な食感と風味が加わるのでおすすめです。
レシピ:フェタチーズで焼いた卵
材料
- くずしたフェタチーズ:大さじ2〜3
- 卵:1個
- 仕上げ用のオリーブオイルと新鮮なハーブ
手順
- 焦げ付き防止加工されたフライパンにくずしたフェタチーズを振りかける。卵よりも少し大きく広げておく。
- フライパンを中火にかけ、チーズを1分間ほど溶かす。そのあと卵をチーズの上に割り入れる。
- 卵白が完全に固まり、チーズの下のほうがサクッとするまで調理。
- ラバーまたはシリコンのへらを使って、卵を皿に移す。
オリーブオイルを適量垂らし、荒く刻んだ新鮮なハーブと、通常の塩と胡椒を振りかけてできあがり(塩は控えめに。フェタチーズには十分な塩味があるため)。
Photo: Claire Lower/Source: Instagram