インフレや光熱費などの値上がりの影響で生活費がどんどん高くなり、支出習慣を管理することがこれまで以上に重要になっています。
夏の本格的なレジャーシーズンを前に、日常生活における出費が気になっている人も多いのではないでしょうか?
そこで、この記事では無理なく日々の出費をおさえるためのアイデアを紹介します。
「無意識の浪費」を根絶する
無意識に浪費するタイプに当てはまる人は、下記を実践してみてください。
1.「お金を何に使っているのか」を自問する
この場合は、概算で済ませないように。銀行口座の明細を確認し、自分の支出習慣を直視しましょう。無意識の出費をなくすには、一旦そうしたものを白日の下にさらすことです。
2. 「具体的な財務目標」を立てる
買い物の前に買いたいものを実際に書き出してみることからはじめましょう。そして、銀行口座の明細を参考に「買いたいものリスト」を作成すること。このリストを読み返すことで、「本当に必要なものは何か」をより慎重に判断できるようになるはずです。
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「買わないもの」を決める
経済的安定や自立、老後の資金など、長期的な財産を築くことを目指すなら、「いくら稼ぐべきか」だけでなく「何を買わないようにするか」を考えることも大切です。
ただし、それはただ単に支出を減らすという意味ではありません。
まずは、自分にとっての「豊かさ」の基準を考えてみてください。
たとえば、家族や友人やペットや機材をゆったりと乗せられるぐらい大きな車を持つこと、人を招いて一緒に食事できるぐらい大きなダイニングルームがある家を持つこと、年に何度か旅行できることが「豊かさ」だと思う人もいます。
そしてその豊かさを叶えるために「買わないものを決める」ことが大切です。
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「アンカリング効果」に惑わされない
認知バイアスの1つであるアンカリング効果は、船の錨(アンカー)のように思考を一点に釘づけすることです。
「本日限り」「希望小売価格」「概算見積」なども、アンカリング効果を生み出す要素。販売側は、お買い得感が際立つように工夫を凝らしているわけです。
したがって日々の買い物で失敗しないためには、それらのアンカーが妥当ではない理由を自分で考え、判断することが大切です。
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