仕事や学び、趣味を快適に行なうために厳選したいのがデバイス。
作業をブーストさせるため、そして「PCを開くまででもないけれど、スマホでは対応しきれない」などといったシーンで、マルチに活躍するのが「タブレット」です。
そのなかでも、HUAWEI(ファーウェイ)の新作「HUAWEI MatePad 11.5”」がオールインワンタブレットと呼ばれるにふさわしい理由を、実際に使いながら紹介します。
「HUAWEI MatePad 11.5”」はこんな人におすすめ!
- 4万円台で最大限のスペックを実現したタブレットが欲しい
- 仕事や学び、趣味に「ちゃんと使える」タブレットを探している
- 好きなものを持ちたい。持つだけで気持ちが上がる1台にこだわりたい
ロングバッテリーで薄くて軽い。どこへでも持ち歩ける

これだけのスペックで4万円台なら、迷うまでもないのかも。
2023年8月28日(月)発売の「HUAWEI MatePad 11.5”」は、メタリックなグレーが美しく、洗練された外観が目を引くタブレット。
スッキリとしたシームレスなデザインは、HUAWEIが特許を持つ「CSMアンテナ」という技術のなせる業。スクリーンベゼルの中にアンテナを隠すことで、このようなエレガントなボディを実現したのだそうです。

箱から取り出して、まず驚いたのはその軽さと薄さ。11.5インチという大画面でありながら、重さは約499g。薄さはたった約6.85mmで、持つと手にしっくりとなじみます。
7700mAhの大容量バッテリーを搭載しており、もちの良さを時間に換算すると、待ち受け時間で14日以上、動画の再生時間で12時間以上。20W急速充電でゼロからフル充電までに165分しかかかりません。
どこでも使えて持ち運びしやすいのがタブレットの特長ですが、どのタブレットを選ぼうかと迷ったとき、「HUAWEI MatePad 11.5”」の薄さと軽さ、ロングバッテリーは大きな決め手になるのではないでしょうか。

ディスプレイは、ウェブページや書類などが見やすい3:2の黄金比。解像度2200×1440、400Nitの高輝度で、色が鮮やかでとてもきれい。実際に動画なども視聴してみましたが、画像や映像に引き込まれるという印象がありました。
また、低ブルーライトとフリッカーフリーでちらつきを抑え、目が疲れにくいというのは、作業や視聴が長時間に及ぶ現代人にとって、うれしい配慮です。
リフレッシュノートは120Hz。つまり1秒間に120回も画面が更新されるため、映像がなめらかで、動きもカクつかずスムーズ。画面のスクロールといった操作も、自分の思うように遅れずについてきてくれます。
Wi-Fi6対応で、ネットワークも高速で安定しています。
複数の作業が同時進行できるから「わざわざ」が激減!
「HUAWEI MatePad 11.5”」がビジネスや創作のシーンでどのように使えるかを見ていきましょう。

今回、あわせて試したのは別売りの着脱式マグネットキーボード「HUAWEI Smart Keyboard」と、見た目も使い心地も本物の鉛筆のような「HUAWEI M-Pencil Package (第2世代)」。
これで操作はますます自由になります。
画面を分割できる「マルチウインドウ」
ドキュメントの作成や画像処理といったパワフルな作業が得意のPCと、アイデアのメモや調べたいことをすぐ検索できるといった手軽さが魅力のスマホ。そのいいとこ取りをしたのが「HUAWEI MatePad 11.5”」です。
書類をつくる、動画を観る、ゲームをするといった1つの動作だけでなく、1台でいくつもの作業ができなければ、残念ながらそのデバイスが便利や快適を叶えてくれるとは言えません。

その点、「HUAWEI MatePad 11.5”」はブラウザやいくつものアプリを開き、オンラインの会議やセミナーに参加しながらメモを取ったり、ゲームをしながらチャットで会話をしたりといった使い方が得意。
それをサポートするのは、「マルチウインドウ」という画面分割機能です。横方向の分割だけでなく、縦位置にしたときは上下に分割させることもできます。
「HUAWEI MatePad 11.5”」を単体で使う場合はもちろん、PCのサブディスプレイとして使うときも2画面表示ができると本当に便利です。PDFとホームページを参考にしながら、書類をつくるなんて作業は日常茶飯事ですから。
画像やテキストをそのままドラッグ!
この分割機能と組み合わせて使いたいのが、本モデルから初登場した「HUAWEI Notes」というアプリ。ドキュメント整理や、議事録やセミナーなどの書類作成、手書きや描画などをスムーズに行なうことができます。

※デモ機で試したため、実際とは仕様が異なる場合があります。
その名の通り、アプリ内には用途に応じたノートが作成できるようになっており、罫線のほか、文具好きの心をくすぐる手帳タイプの表紙が用意されています。また、新規のメモはもちろん、画像やPDFなどもアプリ内で一括管理できます。
ノートと言っても、ただメモをしたり文字を書いたりするだけのアプリではありません。
ブラシや15倍まで拡大可能なページズームといった便利な機能も満載で、文書の編集能力にも優れています。また「スポイトツール」は、アプリ内に用意された色だけでなく、画面に表示されたすべての色を抽出可能。表現の幅を広げてくれます。

すごくいいなと思ったのが、ペンで指定した画像やテキストを、そのままノートにドラッグしてペーストができること。
たとえば電子書籍で読書中、気になったところを手入力で書き留めることは大変ですが、「HUAWEI Notes」ではそれが一瞬でできます。さらにペンで色付けしたり蛍光マーカーを引いたり、自分のコメントも書き入れたりすることが可能。
同じように、参照元のグラフや画像をドラッグしてプレゼン資料にするなんてことも可能。わざわざ画像を保存して、もう一度文書を開いてコピペするのは意外と面倒ですよね…。
位置やサイズの変更もできて、レイアウトは自由。使い方の可能性は無限大ですね。

※デモ機で試したため、実際とは仕様が異なる場合があります。
デスクトップは、よく使うファイルやフォルダを一階層で見つけられるようにカスタマイズすることが可能。分類してお気に入り保存したり、最近使ったファイルをワンタップで開いたりといった操作ができます。
同価格帯のタブレットでは最強クラスのCPUを搭載

さまざまな動作を快適に同時進行させられるのは、「HUAWEI MatePad 11.5”」のメモリが128GB(+クラウドストレージ5GB)の大容量であることが理由の1つ。
もう1つは、4nmテクノロジーに基づく高性能のプロセッサーを搭載していること。これは同価格帯のタブレットでは最強クラスのCPUと言っても過言ではありません(※)。
オペレーティングシステムは独自の「HarmonyOS」を搭載。作業を最適化するHUAWEIアプリも豊富で、これらは「HUAWEI AppGallery」からダウンロードができるほか、iOS向けの「AppStore」やAndroid向けの「Google Play」も利用可能。
このように、画面分割機能やHUAWEI Notesのようなアプリ、高性能のプロセッサー、独自のOS、そして細かな仕様に至るまで、「HUAWEI MatePad 11.5”」には「作業する人の負担を軽減したい」という思いが散りばめられていると感じました。
操作方法がわからなくても、HUAWEIのホームページはサポートも充実。丁寧に解説されているので 、Androidに不慣れな方でも使いやすいのではないでしょうか。
音も画質もいいから、もっとアウトプットしたくなる
「HUAWEI MatePad 11.5”」がもたらしてくれる快適さは、仕事や学びのシーンに限った話ではありません。

操作性の高さや画像の美しさは、すでにご紹介した通りです。さらに特筆すべきは、音の良さ。いつも観ているYouTubeの動画で試してみたところ、音に臨場感がありすぎてびっくりしました。
HUAWEI独自のサラウンド技術「HUAWEI Histen」が8.1バージョンまでに進化。この薄い本体に、高音質のスピーカーを4つも内蔵しているというから、その贅沢さに驚きます。

また、1300万画素のアウトカメラは、人や物、景色はもちろん、セミナーのスライドや授業の板書を撮るといったシーンで活躍しそう。

意外だったのがフロントカメラの性能。800万画素というと、画質のことはあまり語れないレベルなのかなと思いきや、ライフハッカー編集部員が自撮りしてみたところ…とてもきれいですよね。自然な色合いで撮れるビューティー機能もついています。
105度の超広角レンズに加え、人物トラッキング機能で人を画面に収めようとするので、ウェブ会議はもちろん、SNSのライブといったアウトプットなどの機会でも重宝しそうだと感じました。
欲しいのは、仕事も創作も自由にしてくれる理想の1台
「PCを開くまででもないけれど、スマホでは対応できない」といったシーンで活躍するだけでなく、むしろPCより便利だと感じる機能も備えている「HUAWEI MatePad 11.5”」。
今回試してみて、タブレットを日常使いしたいという人にとって「HUAWEI MatePad 11.5”」がオールインワンのタブレットであると期待される理由がわかりました。
効率的な仕事、自由な創作を快適に進めてくれる「HUAWEI MatePad 11.5”」は、バックに忍ばせておきたい1台。誰にとっても、お気に入りの使い方が見つかる心強い相棒になるはずです。
※4万円〜5万円台のAndroidタブレット市場において、2023年6月「antutu 9」の測定結果に基づく(ファーウェイ調べ)
Source: HUAWEI, Photo: Yutaro Yamaguchi