Macユーザーのタスク管理アプリは多くの選択肢がありますが、Apple純正の「リマインダー」「Microsoft To Do」が有名どころ。

どちらのアプリも無料ですが、できることに違いがあります。

この記事では、この2つのアプリの主要な違いに着目して、Appleの「リマインダー」アプリと「Microsoft To Do」のどちらがMacユーザーに適しているか紹介します。

【今日のワークハックはこんな人におすすめ!】

  • Macユーザーでタスク管理アプリを探している人
  • Apple純正の「リマインダー」とMicrosoftの「To Do」のどちらを選ぶべきか悩んでいる人

今日のワークハック:「リマインダー」と「Microsoft To Do」の違いを知って、最適なタスク管理アプリを見つける

操作画面の違い

Image: MakeUseOf
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「リマインダー」アプリの操作画面に関して、Appleはシンプルです。

あらゆるメモが、サイドバーの「今日」「日時設定あり」「すべて」「フラグ付き」の4つのカテゴリーに整理されています。右側には、現在選択されているカテゴリーやリストのタスクが表示されます。

Image: MakeUseOf
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一方、「Microsoft To Do」もミニマルな操作画面で、ユーザーが最も重要なタスクに集中できるようになっています。

左のサイドバーには、「私の一日」「重要」「計画済み」「自分の割り当て」「フラグ付きメール」「タスク」などのカテゴリーが並びますが、主に使うのは「私の一日」「重要」「タスク」です。

機能面の違い

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「リマインダー」アプリは、リマインダーを簡単に作成でき、「詳細を編集」ボタンで設定を簡単に変更できます。

「リマインダー」の便利な機能の1つは、タスクを入力すると、アプリが日付、時間、場所、の情報を検出すること。

たとえば、「明日午前8時にゴミを出す」と入力すると、タスク名が「ゴミを出す」に変更され、日時が翌日の午前8時に設定されます。必要に応じて、タスクの下にサブタスクを作成することも可能。

Appleのエコシステムの一環として、ほかのAppleデバイスからリマインダーを追加することも、音声コマンドを使用してSiriで同じことをすることも可能です。

Image: MakeUseOf
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一方、「Microsoft To Do」は、タスクにチェックを入れる前に一日の計画を立てるのに最適です。タスクを選択すると、右側のサイドバーにそのタスクの詳細が表示され、期日やリマインダーの設定、サブタスク、ファイル、メモの追加ができます。

さらに、「Microsoft To Do」をOutlookと連携させたり(フラグ付きメールを確認できます)、サードパーティのアプリと連携させることも可能です。

カスタマイズすることが好きなら、「Microsoft To Do」にはさまざまなテーマが用意されており、リストごとに違う背景を使用できます。

利便性の違い

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「リマインダー」はmacOSのほかに、iOS、iPadOS、watchOS、そしてiCloud経由で、リアルタイムに同期できます(注:「リマインダー」アプリは、Web版だとアクセスできない機能もあります)。

前述した通り、どのAppleデバイスからでもSiriからリマインダーを追加できます。言うまでもありませんが、MacのコンピューターとAndroidスマホという組み合わせだと、使用できる機能が制限されることがあります。

友人や同僚にAppleデバイスを使っている人がいるなら、Macを使ってリマインダーリストを共有し、共同作業することも可能。

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macOS以外だと、「Microsoft To Do」は、Android、Windows、iOS、iPadOS、watchOSなど、ほぼすべてのプラットフォームで利用できます。

Microsoft製品であれば、Microsoft Teams内でタスクを管理することができるので、「Microsoft To Do」を使う理由が増えます。ブラウザ経由でほかのデバイスからもアクセス可能。

「リマインダー」アプリと同様に、すべてがデバイス間でリアルタイムに同期されます。「Microsoft To Do」はMicrosoft 365と連動しているので、「共有リスト」機能を使って自分以外の人たちと共同作業することもできます。

結局、どう選べばいい?

ほかによく使うアプリとの連携を前提に、選ぶのがおすすめです。

たとえば、Outlookで多くのメールを使ったり、Excel、Word、PowerPointのようなMicrosoftのアプリを使用する場合は、「Microsoft To Do」を選択したほうがいいでしょう。

一方、熱心なAppleユーザーなら、Appleの「リマインダー」アプリはすべてのAppleデバイスで利用できるので、当然「リマインダー」アプリを選択するほうがいいでしょう。

Siriを使ってリマインダーを追加したり、メール、カレンダー、メッセージといったAppleのアプリ内でタスクやリマインダーを作成できます。さらに、期日や計画に関する複雑な機能を必要としないなら、Appleの「リマインダー」アプリが正しい選択かもしれません。

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Source: AppStore(1, 2

Original Article: Apple Reminders vs. Microsoft To Do: Which Is Better for Mac Users?