私は人気の少ないスポーツジムの空いている時間に行くのが大好きです。スクワットラックであらゆる運動をやりますが、誰も気にしません。
しかし、スクワットラックを占領するのは、典型的な嫌がられる行為です。なので、多分私はスポーツジム内では嫌な奴なのかもしれない、と思うようになりました。
おそらく、他人から見たら、誰もが嫌な奴なのかもしれません。どういう状況なのかも重要です。
私はスポーツジムが空いている時だけ、スクワットラックを占領するようにしています。
とはいえ、念のために、不満が多いと思われる嫌がられる行為と、自分が嫌な奴だと気づいた場合の対処法をまとめてみました。
1. バーにウェイトを残したまま去る
【あなたの言い分】
ほかの誰かがどうせウェイトを戻すんだから。
【現実】
スポーツジムにくる大半の人は、135ポンド(約60kg)の重さでコームアップをしたりしません。
小柄な人、ウェイトリフティング初心者、軽めのウェイトからトレーニングをはじめたい人などは特にそうです。
45ポンド(約20kg)のウェイトをバーから移動させるのですら大変な人もたくさんいます。
そうした人たちは、何も付けていないバーや、もしくはそれに小さなウェイトを数枚足したものを持ち上げるだけだからです。
誰もが自分に合ったウェイトからはじめなければいけないのです。
また、別の問題が起きる場合もあります。
バーに何も付けない状態で去れば、あなたが運動が終わったということが明確です。
しかし、バーにウェイトを残したまま去った場合、あなたはちょっとトイレに行っただけで、すぐに戻るのかなと思う人もいます。
この場所は空いたのだという明確な合図として、バーにウェイトを残さないようにしましょう。
2. 自分の汗を拭かない
【あなたの言い分】
誰も気にしないでしょ。
そんなに汗もかいてないし、雑巾を取りにいくにしても遠すぎるし。
【現実】
ほかの人は気づいているし、気にしています。
全員ではないかもしれませんが、スポーツジムでやられると嫌な行為について聞いた時は、これが上位に入っていることが多いです。
雑巾を取りに行って拭くか、少なくともタオルを敷いて使いましょう。
3. 音漏れさせながら音楽を聞いている
【あなたの言い分】
でもいい曲でしょ!
【現実】
ヘッドホンが何のためにつくられているか考えたことはありますか?
あなたはあなたが好きな音楽を聞いて、ほかの人はその人が好きな音楽を聞くことができるようするためです。
スポーツジムでも、おそらくスピーカーから音楽が流れているでしょうから、周囲の人はイヤホンやヘッドホンから音漏れしてくる音楽と一緒に聞きたくはないはずです。
イヤホンやヘッドホンのコードが邪魔だからと、スピーカーから鳴らしているなら、ワイヤレスのものを買うか、服の下からコードを通しましょう。あなたなら何とかできると信じています。
4. トレーニング器具を占領する
【あなたの言い分】
まだ終わってないんだもん。
【現実】
なるほど。ですが、待っている人もいます。
同じ器具で何セットもやらなければならない場合は、少なくとも時々周囲を見渡して、待っているような感じでうろついている人がいないか見てください。
そういう人がいたら、「お先にどうぞ」とすすめましょう。
続けざまに複数の器具を使う、サーキットトレーニングのような運動をしている場合は、自分のトレーニングすべてが終わるまですべてを占有できるとは期待しないでください。
混み合っている人気のジムでは、できないトレーニングもあります。
また、友だちとスポーツジムに来ている場合は、セットの合間に友だちとしゃべっている間に座っている器具(もしくはふさいでいる場所)にも気をつけましょう。
──2019年9月25日公開記事を再編集して再掲しています。