現在、車の金額は以前よりも高くなっています。

その結果、人はかつてないほどに長く車を大切にメンテナンスするようになっています。車の平均使用年数は13年になろうとしているのです。

ただし、たとえば2010年に車を購入した場合、新しいモデルに搭載されている多くの新技術や新機能が欠けている可能性があります。

幸いなことに、中古車がたくさんあるため補修部品業界がしっかり存在しており、古い車でもアップグレードすることで、簡単に新しい車に感じられます。その方法をご紹介します。

タッチスクリーンを追加する

車にタッチスクリーンが(おそらくBluetooth接続も)ない場合、今使っているカーステレオを交換すればかなり簡単に両方とも手に入れることができます。

このアップグレードを行なう前に知っておく必要があるのは、カーステレオが1DINか2DINかということです。DINとは高さのことで、1DINのシステムは高さ2インチ、2DINのシステムは高さ4インチです。

それがわかれば、ダッシュスペースが1DINならこれ、2DINならこれといったように、選択肢はたくさんあります。価格や機能はさまざま(スマホ用にBluetoothやCDプレーヤー、ほとんどについているUSB充電など)ですが、取り付けはカーステレオと同様に簡単で、車を即座にモダンにしてくれます。

バックカメラを追加する

最近の車に搭載されている最高の新機能のひとつは、バックカメラです。

これは、どこかの知らない子どもが後ろの歩道に座っているかどうか見せてくれるだけでなく、縦列駐車にも便利です。

今使っている古い車にバックカメラがない場合は、お金をかけずに非常に簡単に取り付けることができます。

死角検知機能を追加する

ほとんどすべての新車に搭載されているもうひとつの優れた安全装備は、死角検知機能です。

これは、フロントガラスやミラー越しには見えない車の周囲の部分である「死角」に何か(他の車など)が入るとビープ音を鳴らしてくれるセンサーです。

こうした死角は、他の車がまるごと隠れるほど大きくなることがあるため、車線変更して死角に突っ込むことがあれば明らかに問題です。

補修部品として市販の死角モニターを取り付けると、車がモダンになるだけでなく全体的な安全性も向上します。こうしたデバイスには車の様々な場所に取り付けるセンサーが付属しており、それがサイドミラー付近に取り付けるインジケーターと通信します。

こうしたキットのほとんどは、きれいに取り付けるのに少し手間がかかりますが、穴あけなど車を傷つけるような作業は通常不要であり、そこそこ器用な人なら自分で取り付けられるでしょう。

しかし、プロによる取り付けオプションもあります。カーオーディオシステムの取り付けと同じサービスに確認してみてください。

シートヒーターを追加する

ちょっとした贅沢が、何かを新しく感じさせてくれることがあります。

使っている古い車のシートが標準的な布張りだけで何の機能もない場合は、シートヒーターというシンプルで手頃な価格のアップグレードを検討しましょう。

クッション・シートヒーターの取り付けは、それほど高価でも難しくもありません。もし今後来たる冬の天候が嫌だなと思っているのなら、これで正気が保てるだけでなく車を何年分も新しく感じさせてくれるかもしれません。

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タブレット用マウントやタイヤ圧モニターも
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