物理的に散らかっていると、生産性や集中力が損なわれるのは間違いありません。なので、机やその周辺はできるだけ整理整頓するように心がけたほうがベター。
また、PCのデスクトップやスマホの画面も、同じように整理整頓したほうがいいでしょう。
私たちの生活の大半は、PCやスマホで行なわれているため、デジタルスペースまでもが散らかっていると、頭を高速で働かせることはできません。
散らかっていると、疲弊してストレスがかかり、燃え尽きてしまうのは、研究でも証明されています。
「Psychology Today」によると、自分の居場所や視界がスッキリしていると気分が良いものの、ごちゃごちゃしたデスクトップやホーム画面でも同じように不快に感じると言います。
自分のデスクトップやタブ、受信トレイ、ホーム画面などの現状を調べてみましょう。
今現在開いているウィンドウはいくつありますか? あまりにも多く開いていると、メンタルだけでなく、デバイスのエネルギーも消耗してしまいます。
いつ、どうデバイスを整理するべきか?
デジタル系の整理整頓は毎週やるのを目標に。15分以上かける必要はありませんが、整理整頓されると生産性が上がるので、時間をかけるだけの価値はあります。
デスクトップの整理(PC・スマホ)
まず、デスクトップに、仕事のドキュメントでも、副業や趣味のスクリーンショットでも、必要なものを何でも保存するフォルダを作成します。
毎週月曜、デスクトップに溜まったそのドキュメントや画像をチェックし、それぞれ相応しいフォルダに移動させましょう。これでかなりスッキリします。
スマホに追加したアプリも同様です。必要なアプリをフォルダに入れてしまえば、そのアプリを探すのに何ページもスクロールする必要がなく、ホーム画面が片付きます。
デスクトップやホーム画面には、いつも使う必要なフォルダだけを置きましょう。残りは、どこか見えないところに隠れていますが、検索することはできます。
ウィンドウ・タブの整理
使っていないウィンドウはすべて閉じ、最後に閲覧した時に残ったタブもすべて閉じましょう。
本当に必要なものがあれば、ブックマークを。見終わったら常にタブを閉じる習慣を身につけます(最小化されたブラウザがないかも確認しましょう。私は常に少なくとも3つは閉じなければいけません)。
メールの整理
次はメールです。以前、メール管理の「ワンタッチ・ルール」をご紹介しましたが、ここでもそれは有効です。
前週に受け取ったすべてのメールを開き、今後も必要になるかどうかによって、削除するか、アーカイブします。
アーカイブしたものに対しては、その日かその週のうちに返信する時間を確保しましょう。
不要になったら「削除」する!
そして、おそらく一番大事なのは、どんどん削除すること。ある目的でアプリをダウンロードして、その後使わない場合は、そのアプリを削除しましょう。昔の授業や仕事のプロジェクトのファイルが残っていた場合、それも削除してください。
毎週月曜日(もしくは自分にとっての週の頭)、仕事開始の最初の15分間にこれをやり続ければ、デジタルスペースが散らかることなく、ストレスも劇的に減るはずです。
Source: Newswise, Psychology Today