「ChatGPT」が公開されてから約6カ月が経ち、この間に世界は一変しました。

頼んだことは何でもできるのではないかと思えるほどの万能性から、ビッグテックと呼ばれる大手IT各社に、人工知能(AI)革命を起こさせたその革新性まで。開発元のOpenAIにとってまさに至宝と言えるChatGPTは、最近の記憶にある限りで最も重要なテック系の新製品と言えるでしょう。

先日、公式アプリもリリースされたChatGPTですが、App Storeでは、偽アプリや詐欺的な模倣アプリと、公式アプリが並存する状況にあります。ですから十分注意して、本物を使うよう心がけなくてはなりません。

AIチャットボット「ChatGPT」の回答が人間すぎた! 仕組みからそのワケを紐解く | ライフハッカー・ジャパン

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公式アプリが登場したChatGPT

非常にモバイルアプリ向きのサービスに見えるChatGPTですが、開発元のOpenAIは、このチャットボットのリリースから半年ほど経つまで、アプリをリリースしていませんでした。

なので、モバイルデバイスでChatGPTを使いたいときは、OpenAIのウェブサイトからアクセスするしかなかったのです。

確かにそれでも使えないことはありませんが、あらゆる意味で理想のモバイル体験を提供しているとは言い難い状態でした。

でも今は、「iOSユーザーであれば」という条件付きながら、ウェブサイトだけでなく公式アプリを使う選択肢が加わりました

現在ChatGPTの公式アプリが使える国は…

5月18日に、アメリカ在住のユーザー限定という形で、OpenAIがひっそりとiOSのApp Storeに公式アプリを公開したのです。

その1週間後には、さらに11カ国で利用可能になりました

この時に利用可能になったのは、アルバニア、クロアチア、フランス、ドイツ、アイルランド、ジャマイカ、韓国、ニュージーランド、ニカラグア、ナイジェリア、イギリスです(日本でも26日から提供開始)。

iOS向けのChatGPTアプリを提供開始します! アメリカでは利用可能で、今後数週間のうちに、利用可能な国を増やしていく予定です。次はAndroid!

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アプリの肝心の使い心地は? 使って気づいた足りない部分も…
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