いま、この記事に目をとめたあなた、外部モニターの導入を考えているノートPCユーザーですか?
もしそうなら、買うか買わないかはさておき、サンワサプライから『モニターアーム ドッキングステーション一体型』がリリースされているということだけでも、覚えていってください。
知っておいて絶対に損はない、ユニークなデスク周辺アイテムです。
クランプ部にドッキングステーションを内蔵!

こんな発想のことを “コロンブスの卵” と言うんでしょうね。
有線接続したい周辺機器を集約できるドッキングステーションは、USB-Cポートが1個か2個しかない今どきのノートPCを機能拡張するのに、とても便利なアイテム。
ところが、コンパクトなタイプを選んでも意外にかさばってしまうし、デスク上でタコ足みたいに、四方八方にケーブルを散乱させてしまう元凶になることも。

一方のモニターアームは、画面の小ささがネックになってしまうノートPCの作業性を改善するモニターに最適なアイテム。
大画面モニターを使う場合でも、重いモニターを支えるためのスタンドがデスク上を占拠してしまうことがありませんし、ガス圧式ならモニターの配置も上下左右に自由自在というメリットがあります。
そんなガス圧式モニターアームは、モニターという重量物を保持するために、相当に大きな基礎部分(クランプ部)が求められるもの。だったら、そこにドッキングステーションを埋め込んでしまおう、ということですね。
もちろん、単機能のガス圧式モニターアームと比較すれば、クランプ部は多少大きくなっているわけですが、そもそもデスク奥側の端っこに設置されるものなので、それほど気になることもないでしょう。

接続したケーブルをデスクの後ろに垂らしておくことで、デスク上が簡単にスッキリできるところも、実に好印象です。
奥行きの長いデスクの場合、各種ポートが遠くなってしまうというデメリットがあるものの、これはゴチャゴチャしたケーブルを隠せることとトレードオフの関係。ほとんどの人が、このほうがベターだと感じるんじゃないでしょうか。