自宅を大幅に改装する余裕がない限り、自然光の入らない部屋を明るくするには、創意工夫をしなければなりません。今回は、部屋を明るくする方法を、難易度の低いものから順にご紹介しましょう

1. サーカディアンライトを使う

窓のない暗い部屋を明るくする一番簡単な方法は、自然光の代わりに人工的なサーカディアンライトを使うことです。サーカディアンライトは、自然光に見えるように調節されており、薄暗い空間を温かみのある快適な雰囲気にしてくれます

夜になると暗くなり、日中は徐々に明るくなる自然光のリズム(サーカディアンリズム)をプログラムできる、スマート電球を買うのも良いでしょう。完全に自然光の代わりになるわけではありませんが、かなり違います。

2. 鏡を利用する

暗い部屋が、自然光の入る明るい部屋や場所に隣接している場合、鏡を賢く使って、その自然光を跳ね返し、窓のない部屋を明るくすることができます

ドアを開けっ放しにできる場合のみ有効な方法ですが、部屋の外の壁に大きな鏡をかけ、隣接する部屋から鏡に太陽光を反射させ、暗い部屋に光を取り入れるという手法です

壁を明るい色の光沢のある塗装にすると、より効果がアップします。また、表面が反射する家具を置くと、暗い部屋で光が逃げません。

3. ドアや壁をガラスに替える

時間とお金、もしくはDIYの腕前があれば、窓のない暗い部屋のドアをガラスなどのドアに替え、家のほかの場所から自然光が入るようにできます

暗い部屋に、抜いてもいい耐力壁でない壁があれば、そこをガラスのブロックなどに替えるのもありです。プライバシーを完全に損なうことなく、部屋に明かりを取り込むことができます。

4. ニセの窓をつくる

手先が器用で、ちょっとした作業はお手のものという人は、ニセの窓を設置してみてはどうでしょうか。どういうことかわからないかもしれませんが、これが意外と効果があります。

一般的に、天井に設置するLEDの照明パネルを壁のくぼみに設置し、ニセの窓枠をつくり、普通の窓のようにつくり込むというものです。

もっと凝りたいという人は、「Sky Factory」の「SkyCeiling」パネルのようなものを使い、地下牢のような部屋に、本物の窓のようなものをつくるのもいいでしょう。

5. 天窓をつける

最後に紹介するのは、窓のない暗い部屋に天窓をつけるよう改装し、自然光を取り入れるというものです。もちろん、この方法は暗い部屋が地下にある場合は不可能ですが、家の上階にある場合は、考えるだけの価値があるでしょう。

さまざまな要素が絡んできますし、天井に穴を開け雨漏りするかもしれないというふうに神経質になりそうですが、15万円以下でDIYできる可能性があります

窓のない暗い部屋(もしくは窓のすぐ外が壁の部屋)は、気分が滅入り憂鬱になります。しかし、予算とやる気次第で、幅広い方法があるのはうれしいことです。

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Source: GE Lighting, Wirecutter, Weekand.com, HGTV, I Like To Make Stuff, Sky Factory, This Old House