仕事や生活を助けてくれるツールとして定着しつつあるチャット型の文章生成AI。

現在の主要サービスであるChatGPTとBing Chat(新しいBing)、Google Bardについて、はじめ方やできること、料金、履歴の確認方法やスマホからの利用方法についてまとめました。

ChatGPT:有料プランで精度が爆上がりする元祖チャット型文章生成AI

はじめ方

はじめて利用するときは、「Sign up」からアカウントの作成を行ないます。メールアドレスや電話番号を登録するか、Googleアカウント、マイクロソフトアカウント、Appleアカウントのいずれかを利用してログインします。

できること

日本語で利用でき、テキストで質問を入力して回答を得たり、翻訳をしたり、詩や物語を作り出したりと、工夫次第でさまざまな使い方が可能です。回答はテーブル(表)形式で出力することも可能。また、プログラミングコードの生成やレビューを行なうこともできます。

回答の元となっている学習データは2021年までのものとなるため、そのままでは最新の情報について答えることはできません。

ただし、現在、ベータ版としてChatGPT Plusユーザー向けに提供されているプラグイン「Browse With Bing」を使うことで、Web検索の結果を回答に反映できるようになります。

チャット履歴

画面左側に履歴が表示され、過去の質問と回答を見たり、追加で質問したりできます。

料金

無料プランおよび、有料プランの「ChatGPT Plus」が用意されています。有料プランは月額20ドルで利用でき、アクセスが集中しているときでも利用できることや、応答速度が速いこと、新機能を優先的に使えることなどの違いがあります。

また、有料プランでは、より精度の高い言語モデル「GPT-4」を使うことや、ChatGPTにさまざまな機能を追加できる「プラグイン」が利用することも可能です。

なお、検索機能を追加できるプラグイン「Browse With Bing」については、近日中に無料ユーザーにも提供されることが発表されています。

スマホからの利用

2022年5月に、iOSアプリが日本でも利用可能になりました。なお、App Storeには類似のアプリが多数存在するため、入手の際は提供元が「OpenAI」となっていることを確認しましょう。

ChatGPT公式アプリは1つだけ。利用料を搾取する悪質な偽物に気をつけて! | ライフハッカー・ジャパン

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