ありとあらゆる方面からアドバイスを求められ続けている世界一の投資家、ウォーレン・バフェット

彼の意見に賛同しない人でも、「オマハのオラクル(オマハ州に住む賢人)」として知られるバフェットの絶大な影響力は否定できないでしょう。

私は、長年バフェットを模範としてきました。彼の格言は広く知られていますが、そのシンプルなメッセージ性も含めてすばらしいと思っています。

この現代における最高の投資家は、アルベルト・アインシュタインのような天才ではないかもしれません。しかしバフェットは、彼を形づくったメンターや教師、同僚に囲まれ、賢明ですばらしい投資判断を下してきました。

成功へのリーダーシップ、投資、そして良い人生を送るためのバフェットの伝説的と言えるアドバイスは、非常に多岐にわたっています。

皆さんにもぜひ取り入れてもらいたいものをご紹介しましょう。

1. コミュニケーションスキルに投資する

「あなたができるもっとも重要な投資、それは自分自身への投資です」とバフェットは語ります。

彼は、幼い頃からコミュニケーション能力を向上させるために自己投資してきました。それによって自分の価値が高まるとバフェットは述べています。

あなたの価値を少なくとも50パーセント高める簡単な方法は、文章と言葉の両方でコミュニケーション能力を磨くことです。

2. トップリーダーからリーダーシップを学ぶ

バフェットは2015年に書いたバークシャー・ハサウェイの株主への手紙で、リーダーシップについて簡潔に語っています。

あなたが人生でどんな人物になるのか、その大部分は、誰を称賛し、誰の真似をするかによって決まります。

この引用は、キャピタルシティーズ・コミュニケーションズをテレコミュニケーションの帝国へと築き上げた、トム・マーフィーについても言及していました。

マーフィーはバフェットが最大限に称賛する人物であり、バフェットに会社の経営についてあらゆることを教えました。

3. 物事をあと回しにしない

あまりにも長い期間決めかねて、結局何も行動しなかった。そんな経験はありませんか。

バフェットはこれを「指しゃぶり」と呼んでいます。目標を達成するのにもともと最善の策であったかもしれないことを、だらだらと引き伸ばし、あと回しにする、避ける行為を指します。

誰にでも心当たりはありますよね。バフェットでさえもそうした経験があるそうです。

目の前に差し出された大きなチャンスをいくつか逃したことがあります。そのチャンスについて理解する能力があったのにもかかわらず。私を含めバークシャーの株主にとって、この『指しゃぶり』のコストは莫大でした。

4. バフェットの公式に従う

これは複雑なことではありません。実際、「公式」と呼ぶにはふさわしくないかもしれません。

「オマハのオラクル」によれば、成功へのカギは、毎晩就寝する時には、前日より少し賢くなっているということ。

当たり前のように感じるかもしれませんが、良い投資と同様、これには複利の力があります。

このルールを取り入れてしっかり自己投資に時間をあてれば、結果はついてくるでしょう。

――2021年2月8日の記事を再編集のうえ、再掲しています。

ビル・ゲイツも学んだ、ウォーレン・バフェットの成功法|「時間の使い方」にヒントがあった | ライフハッカー・ジャパン

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お金で損をしないために知っておきたい2つの知識 | ライフハッカー・ジャパン

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翻訳: ぬえよしこ

Source:Berkshire Hathaway, Wikipedia

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