Macで複数のタスクを同時に進行していると、メモやドキュメントが行方不明になることはありませんか?

そんなときは、Mac向けの「Rewind」というアプリが全部見つけてくれます。

【今日のワークハックはこんな人におすすめ!】

  • マルチタスクに追われているビジネスパーソン
  • 会議や電話の情報を記録し、後で検索する必要がある人
  • プロジェクトの進行状況を記録し、必要な情報を迅速に見つけたい人

今日のワークハック:「Rewind」はMac上のすべてのデータを検索対象にする

「Rewind」はMac上のあらゆることを記録します。

画面に表示されたものはすべて保存し、あなたが言ったこと、聞いたこともすべて録音。すべての音声ファイルは文字に起こし、検索対象にします。

つまり、「請求書」のような単語を検索する場合は、Finderでも、メールでも、Zoomの通話でも、その言葉が表示されるすべてのウィンドウを見つけます。

「Rewind」の使い方と対象言語

「Rewind」は、Appleシリコン搭載のMac(M1もしくはM2)のみ互換性があります。

無料プランでは、最大50回まで調べることができ、その後「月間」か「年間」によって違いますが、月額10ドル〜36ドルの有料プランに申し込むことができます。

アプリをインストールしたら、設定をカスタマイズしましょう。

「Rewind」の設定の「Screen」タブのところで、パスワードマネージャーやメール/メッセージのような個人情報や機密情報の含まれるアプリなど、録音や記録をしたくないアプリをすべて選ぶことができます。

「Rewind」は、デフォルトで以下の言語の録音と認識ができます

  • 英語
  • フランス語
  • イタリア語
  • ドイツ語
  • スペイン語
  • ポルトガル語

設定で以下の言語を追加することができます。

  • 中国語(繁体字と簡体字)
  • 韓国語
  • 日本語
  • ウクライナ語

上記の追加言語は、macOS 13 Ventura以降のバージョンのみ対応しています。さらに、「Rewind」が音声からの文字起こしに対応している57の言語のリストは、こちらをご覧ください。

プライバシーは大丈夫?

「Rewind」がすべてのデータを記録することに、不安を感じるかもしれません。

利便性と引き換えに、「Rewind」の会社を信じて、あなたの記録を安全に保管してもらうことになります。

「Rewind」の開発者は、記録はユーザーのデバイス以外には残らないと言っているので、「LittleSnitch」のようなファイヤーウォールアプリを使って、この主張を確認することができます。

別の大きな懸念事項は、「Rewind」が使用するストレージやリソースの量です。「Rewind」の開発者は、圧縮技術が非常に優秀で、毎月大体14GBの容量を使用すると言っています。容量が心配なら、録音や記録はできるだけすぐに削除するよう、アプリを設定することもできます。

ChatGPTと連携も可能

「Ask Rewind」機能を使ってChatGPTを強化できます。今日の日報を生成してもらったり、特定の人と話した内容をまとめてもらったりするのもいいでしょう。

問題は、ChatGPT機能を使うには、インターネットにデータを送らなければならないことです。これが気になる場合は、ファイヤーウォールソフトを使って、アプリとのすべての接続をブロックしたほうがいいでしょう。

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Source: Rewind, LittleSnitch