新しい友人が最近、ADHD(注意欠如・多動性障害)の人がAIを使う利点に関する興味深い記事をMashableに掲載しました。ADHDの治療薬がまだ不足していることを考えると、これはタイムリーな話題です。
ADHDによるタスク管理の難しさに対して、AIを活用するコツを具体的にご紹介しましょう。
AIでタスクの完了に必要な時間を見積もる
ADHDの多くの人と同様に、タスクの完了時間が分からないと、そのタスクをはじめにくいことがよくあります。
たとえ自分で所用時間を見積もれるとわかっていても、ChatGPTに「オイル交換にはどれくらい時間がかかりますか」と聞けると助かります。
「その作業にかかる時間を把握する」という事前の精神的作業を外注することで、精神的にその日のタスクに合わせることができるからです。
これをしないと、所用時間の見積りは、「やるべきことがわかっている抽象的なこと」のままになり、結局おろそかになってしまいます。
メールやメッセージのドラフトをAIに作成させる
私はプロのライターですが、他人とのメッセージのやり取りに悩むことがあります。お礼や簡単な依頼など、ありふれたメッセージを書くときこそ悩みます。ですから、AIが最初の一歩を助けてくれると本当に助かります。
AIを使えば、伝えたいことを大まかに説明するだけでいいんです。
白紙のページを見つめて困惑することもありません。私はAIがドラフトしてくれた文章をたいてい書き直すので、時間が節約できているかわかりませんが、メッセージをゼロから書くより、AIが書いてくれたものを編集するほうが楽です。
AIを使って自分に適したToDoリストを作る
もっとうまく時間を管理したいと思う人なら誰でも、ToDoリストを作ることを勧められるでしょう。
しかし、ADHDの人は、「どうやってタスクに優先順位をつければいいんだろう?」とか「このリストに何を入れたらいいんだろう?」と迷い、リストを作るプロセスそのもので立ち往生してしまうかもしれません。
AIは、サンプルとなるリストを一瞬でできる限り数多く提供し、ユーザーが自分に合うリストを見つけるまで、さまざまな方法でリストの作成を助けてくれます。