Zoomは、会議の音声をリアルタイムで文字起こしする機能を無料ユーザーにも提供する予定です。
有料ユーザーは一足先にこのサービスにアクセスできるようになりましたが、無料ユーザーも間もなくAIによる自動字幕を会議に追加するオプションも利用できるようになります。
リアルタイムの文字起こしはこの秋にすべてのアカウントに展開されますが、こちらのリクエストフォームから早期アクセスを申請できます。
ただし、多言語でのZoom会議をホストする場合、この機能はローンチ時点では英語しか認識しないことに注意しましょう。
「ライブ文字起こし」機能を有効にする方法
早期アクセスが許可されるまでにどのくらい時間がかかるかはわかりませんが、アクセスできるようになったら、次の方法でZoomの「ライブ文字起こし」を有効にしてください。
1. ZoomのWebサイトにサインインする。
2. 「アカウント設定」→「ミーティング」と進む。
3. 「字幕」を有効に切り替える。
注:この機能が表示されても有効にできない場合は、Zoomグループかアカウント管理者に許可を申請する必要があるかもしれません。詳細については、Zoomのサポートページをご覧ください。
4. 「ライブ文字起こしサービスを有効にして、ミーティング内のサイドパネルに文字起こしを表示する」を有効にする。
会議の途中で「ライブ文字起こし」機能を有効にする方法
- 前述の手順で、ライブでの文字起こしを有効にする。
- Zoomを開き、新しいミーティングを開始または参加する。
- 通話コントロールから「字幕」または「ライブ文字起こし」をクリックする。
- 「自動文字起こしを有効にする」を選択する。
「ライブ文字起こし」を有効にしたら、通常どおり通話を続行しましょう。このアプリがすべてを字幕にしてくれます。
アプリは自動的に音声を認識して画面に入力しますが、多少のエラーが発生する可能性があります。Zoomのサポートページによると、「ライブ文字起こし」の精度に影響を与えるものは次の通りです。
・バックのノイズ
・話者の声の音量と明瞭度
・話者の英語の能力
・地理的、またはコミュニティ特有の語彙や方言
「ライブ文字起こし」が機能しない場合、ZoomはリアルタイムでZoom会議や小会議室の文字起こしを手動ですることをすすめています。
Zoomの自動生成字幕を利用できない場合、Google Meetも緊急時のプランとして役に立ちます。Google Meetの自動字幕は簡単にオンにできて、英語、フランス語、ドイツ語、ポルトガル語、スペイン語を認識できます。
それでもダメなときは、Descriptや有料の文字起こしサービスなどのサードパーティのツールを使用すれば、前に録音した会議に字幕を追加できますよ。
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Screenshot: Zoom
Source: Zoom(1, 2, 3, 4, 5), Google(1, 2), The Verge
Brendan Hesse – Lifehacker US[原文]