しっかりと換気システムがある場合を除き、浴室や洗面所というのは湿気が高いものです。
誰かがシャワーを使ったあとはもちろん、トイレを流したあとや流しを使ったあとにも、空気中に水蒸気が増えるのは当然のこと。
湿度が高い環境は、一部の植物にとっては恵まれた環境かもしれませんが、多くのモノにとっては好ましいものではありません。そのような場所に保管していると、モノがダメになってしまうことも…。
そこで今回は、浴室に保管してはいけないモノ5つについてご紹介しましょう。
1. カミソリの替え刃
今使っているカミソリについている刃はそのままでいいものの、予備の刃は浴室に置かないようにしましょう。
Good Housekeepingによると、湿気で錆びたり、剃り味が悪くなってしまうことがあります。
2. 化粧品
クリーブランド・クリニックで皮膚科に勤める医師のShilpi Khetarpalは、次のように述べています。
化粧品に触れ、肌に触れ、また化粧品に触れると、製品に細菌が付きます。
そこに熱と湿気を加えると、さらに事態を悪化させてしまうのです。 同医師によると、イースト菌やカビの繁殖につながるので注意しましょう。
さらに、浴室の環境はマニキュアを分離させる原因となり、長持ちしなくなってしまいます。
3. 薬品
湿度の高い場所に保管すると、薬の効能が失われたり、保存期間が短くなったりすることがあります。
4. 歯のホワイトニング剤
歯科医のAmbika Amini氏は、Homes and Gardensに以下のように語っています。
歯のホワイトニングジェルを洗面所の棚に保管してはいけません 。冷蔵庫で保管すれば、使用期限を最長2年にまで延ばすことができます。
5. 塗装された木製家具
塗装された木製の家具は浴室を明るくしてくれますが、その色は長く続かないかもしれません。
BobVila.comの記事によると、木材は温度や湿度によって膨張・収縮し、結果として塗料にひび割れや水泡が生じ、最終的には剥がれ落ちてしまうそうです。
Source: Good Housekeeping, Cleveland Clinic (1, 2), bob vila, MedlinePlus, Homes and Gardens