自炊をしていると「料理がワンパターンになってしまう…」という人も多いのではないでしょうか? 特にサラダはいろいろな種類があるのに、なぜか飽きるほど同じものをつくってしまいがち。
でも、サラダの古い料理本をめくってみたら、材料は記載されていても分量は記載されていないので、「厳密なレシピにとらわれる必要はないんだな」と、私は気づいたのです。
「食材の比率」を変えてみる
同じ材料を使っても、サラダに新鮮な味わいを加えることは可能です。材料の比率を変えるだけで、いつものサラダが変身しますよ。
いつものサラダに飽きてきたら、それぞれの具材の分量を変えてみましょう。失敗するリスクが低いのでオススメです。
気に入っている具材の組み合わせなら、きっとまたおいしいと思うはずなので、あれこれ試す時間を節約できますし、イライラしないで済みます。ネットで新しいレシピをいろいろ調べて、完璧なサラダを探してヘトヘトになる必要もありません。
さらに、サラダの具材の比率に幅を持たせておけば、スーパーから帰宅してから「ベビーほうれん草の量が足りない」と気づいても大丈夫です。添え物にするだけなら、その量のほうれん草で十分。
ほとんどのサラダは、いろいろな具材を組み合わせたり、和えたりしてつくりますが、それぞれの具材の分量を変えても大きく失敗することはありません。
具材をバランスよく組み合わせることは重要ですが、たとえばラザニアのように、使用する食材の比率を変えると大きくできばえが変わるわけではありません。ですからサラダは工夫のしがいがあります。
まずは、主役を変えることからはじめましょう。サラダの多くは、いくつかの主材料と副材料、そしてドレッシングやディップで構成されています。ドレッシングをかける前に、主材料に着目してみましょう。
たとえば、グリーンサラダをつくるとしたら、葉物を中心にして、半分に切ったベビーポテト、チキンの細切り、キュウリを加え、最後にフェタチーズをパラパラ散らすと思います。もし材料が余っても、同じものを2回続けてつくる必要はありません。
次回はチキンとフェタチーズを増やして、それをベースにし、葉物とポテトの量を減らしましょう。これでチキンフェタサラダのできあがり。
あるいは、ほかの材料はそのままにしてキュウリを増やしてみるという変化球も試してみるのもおすすめです。歯触りの良いキュウリのサラダになりますよ。
このように、同じ材料を使っていても、ちょっとアレンジすれば、いつものサラダのレシピがガラッと変えられます。
ドレッシングをアレンジする
ドレッシングもサラダのアレンジには有効なカードです。
ドレッシングのかけすぎはおすすめしませんが、ソースで遊んでみることはできます。自家製のドレッシングをつくる場合は、材料をどのような比率で使うかですべてが決まるのです。
酸味の量を増やしたり、甘味を減らしたりしてみましょう。
サラダの具にもなればドレッシングにもなるヨーグルト、フムス、ディップ、スプレッドで味付けしているサラダもあります。
筆者の場合は、フムスを大量に使う時は、もう1つ別の食材を同じ量だけ使って、サラダが重くならないようにしています。
このように食材の比率をアレンジすると、新しい方向性のサラダが誕生するはずです。
アレンジする時は、1つの食材だけ分量を変えてみるのも良し。一度に全部の食材の分量を変えてみるのも良いでしょう。もうサラダに飽きることはなくなります。
Source: Reddit