マットレスは安くないので、大切に使いたいものです。しかし、どんなメンテナンスをしたらいいかわかりませんよね。
そこで、今回はシミを落とす方法をご紹介します。
マットレスのシミを取る方法
何らかの理由で、液体がマットレスに浸透し、マットレス本体にシミがついてしまったら。
あるいは、マットレスプロテクターは必要ないと思って使っていなかったので、ひどいシミになってしまったら。
いずれにせよ、シミを取り除くには、シミが定着する前にできるだけ早く対処することが一番です。ここでは、Consumer Reportsのクリーニングの専門家による、対処法をご紹介します。
1.寝具をはがす:マットレスと違って、シーツや毛布は洗濯機で洗えるので、後で処理しましょう。
2.液体を拭き取る:清潔な布やペーパータオルでシミを拭き取り、できるだけ液体を吸収させます。
3.シミをスポット処理する:別のきれいな布かペーパータオルで、少量の洗浄剤をつけ、シミが消えるまでやさしくこすります。洗濯用液体洗剤や食器用中性洗剤を使うのが安全です。
どちらも手元にない場合は、万能タイプのシミ抜き剤を試してみてください。シミが消えたと思っても、乾いてまだ残っているなら、もう一度同じ洗剤やシミ抜き剤でシミをこすってみましょう。
尿や泥汚れに対しては別の対処法を
シミの中には、もう少し強力な対応が必要なものがあります。たとえば、尿、糞便、泥汚れには酵素クリーナー(Consumer ReportsではAngry OrangeやNature's Miracleを推奨しています)を使うのがベストです。
嘔吐物にも使えますが、先に重曹をシミの上に振りかけて臭いを吸収させ、掃除機で吸い取ってからにしましょう。
血液はもう少し厄介です。まず、冷たい水でシミを拭き取り(熱いお湯はシミを定着させて、とれなくなってしまう可能性があります)、次に過酸化水素を使用します。その後、酵素クリーナーを使用します。
どんなタイプの洗浄剤を使っても、どんな種類のシミであっても、マットレスを完全に乾燥させてから、プロテクターとシーツをかけ直すことが重要です。マットレスに付いた液体の量によっては数時間かかることもありますが、完全に乾くまで待ちましょう。
Source: Consumer Reports