私はルンバが大好きであると同時に、大嫌いです。

愛すべき小さなビープ音とブープ音、床の上を催眠術のように不思議な動きで滑っていくところ、ペットたちがルンバにのっかり床を移動できるように訓練できそうなところなど、好きなところはたくさんあります。

しかし、使いはじめて3年経った今、いくつか不満な点があります。ここでは、(ブランドを問わず)ロボット掃除機を購入する前に考慮すべきことなのに、一般的に知られていないすべてのことをご紹介します。

維持費が高い

ロボット掃除機は部品の数が多く、いつかは部品交換しなければならないと思ってはいたのですが、その頻度や値段の高さは想定外でした。

メインローラーは、1年に1回、あるいは半年に1回交換すると思っていましたが、長い髪の毛が数本絡んだだけで簡単にダメになり、2カ月に1回は真っ二つに割れてしまいます

ロボットが吸い込んだゴミを手動で取り出す必要がないようにする自動吸い込みタワーの袋は、1~2カ月しか持たず、結局、ときどき手動でゴミを取り出す必要があります

部品は交換するだけでなく、掃除もする必要があることがわかりました。最初の1年で、さまざまな問題が生じて「iRobot」と3、4回電話で話しましたが、多くの場合、分解して掃除するようにという答えでした。

ドライバーやドリルがあればできることなので、難しいことではありませんが、もともとそこまでするつもりはありませんでした。

アフターマーケットの部品は値段が安く、ローラーやブラシに関しては購入しても機能的に問題はないのですが、アフターマーケットのタワーバッグは、取り付けたばかりなのに満杯になっているとたびたび報告されています

ブラーバ(ルンバのモップ仲間)には、少なくとも再利用可能なパッドがあるので、それを購入し、洗ってもう一度使用することができます。

しかし、こういうものを購入していると維持費が高くなり、無駄も増えていきます。私はもともとそういったことを避けたくてこの掃除機を購入したのですが…。

方向転換できずに動けなくなる

ロボット掃除機が、どこかの“崖”にいることを報告している可愛らしいIGや、3インチの棚からぶら下がっている写真を見たことがあるかもしれません。

100%嘘というわけではありませんが、ロボット掃除機は敷居(部屋と部屋の間にある床を区切る帯)に対して、報告されているよりはるかに多くの問題を抱えています

たとえば、私のロボット掃除機は、テーブルの脚やドアに何度もぶつかってから方向転換することが多いです。また、せっかくロボット掃除機導入に向けて薄型のラグを買ったのに、そのラグの端がロボット掃除機のせいで擦り切れてしまっています。

ロボット掃除機が方向転換できなくて立ち往生してしまうのは、実は日常生活の中でもっともイライラすることの1つです

外出中に、あるいは、朝起きる前に掃除機が部屋中を掃除してくれて、充電器にお行儀よくドッキングしている姿を想像しますよね。ところが、ソファの下で立ち往生している姿を何度も見ます。

予想以上に手がかかるんです。私は、床の上に置いてあるものはすべてどかし、ソファなどの家具は掃除機が簡単に潜り込めるような高さにしたのですが、それでも、私が休暇で留守にしている間、掃除機が立ち往生せずに動き続けてくれるとは到底思えません。

思った以上に手がかかる

私は何年も前から、ロボット掃除機とモップを所有し、夜寝ている間にリビングの床で壮絶な掃除バトルを繰り広げる世界を想像していました。ルンバと、その仲間であるモップ掃除機ブラーバを購入したときも、そんなことを考えていました。

問題は、ルンバはほとんどの場所に行けますが階段はダメ、そして、ブラーバは1つの部屋の中にとどまって掃除するだけで、敷居を超えることはできないということです。つまり、どちらも自力で達成できることはかなり限られています。

さらに、私はタッチレス・クリーニングにワクワクしていたのですが、ブラーバは1回掃除するごとに新しいパッドを装着させ、洗浄液を補充する必要があり、基本的にはそのパッドで床全体を拭き掃除します。

一方でiRobot以外のシステム、たとえば「Narwal」は、きれいな水と汚れた水の両方を溜めるリザーバーを持っているので、汚れた雑巾でタイルを拭くことにはなりません。

結局はルンバ、ブラーバとの共同作業で成り立つ

また、ルンバもブラーバも、掃除するゾーンをGoogleアシスタントから呼び出して設定することができます。しかし、アプリを開いたりGoogleにコマンドを認識させたりするのに時間がかかるので、自分で掃除したほうが手っ取り早いです。

ルンバを呼び出しても、実際にはきちんと全部掃除してくれないことが多く、私は1時間くらいルンバの邪魔にならない位置に身を置き、ルンバを何度も方向転換させて同じ場所を繰り返し掃除してもらわなければなりませんでした。

ブラーバについては、敷居があるところには呼び出せないので、掃除してほしい部屋の真ん中に置いて掃除させます。

ブラーバがどこかに引っかかって動かなくなったり、液体洗剤がなくなったり、同じ場所をもう一度掃除する必要がある場合は(よくあることです)、人間が必要な対応をし、最後は元のドックに戻すという使い方しかできません


私のルンバはまだ現役で活躍しています。毎朝、午前7時に起動する音が聞こえ、毎日が人生を成功させる新たなチャンスであることを思い出させてくれると感じています。

たまに、「ゴミ袋を空っぽにして」とか「探して」と命令したり、数字の間違いを繰り返して私が調べなければならなかったりしますが…。

しかし、午前9時には一通りの作業を終え、壁際以外のゴミやホコリを取り除いてくれます。その後、私はスティック型掃除機でルンバが吸引し損ねたゴミをすべて吸引します。

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Source: reddit, Amazon.co.jp